桜舞う、その日に。 ページ33
姉さんっ
二人して抱きたついたせいで姉さんは尻餅をついてしまったけど。
気にしていない雰囲気で、笑ってくれていた。
姉さん、ごめんねぇ…あんな、ひっく…
こと、思ってなく…ってっ
こちらこそ。
クリスマスの約束、守れなくってごめんなさい。
ほんとはおれだぢ、姉さんがだいすぎなのに…
アニキもおれも、嘘ついて…
ひっくひっくと嗚咽を漏らしながら、
それでも伝えたいことを伝えた。
その言葉を聞いて、目をつぶる姉さん。
おねがい、ねえざん…！
もう、離れるなんて言わないで…
ぐずぐずと鼻をすすっても。
二人で言い切った。
はい…
僕も、辛かったです。
だから、もう言えないなぁ…
ゆうた
ひなた
桜舞う、その日に。
迎えに来ましたよ…？
瞑った目のまま微笑んで、
薄く涙を溢しながら。
ちゃんと、迎えに来てくれた姉さんに
ありがとう…ねえさ、ん…
大好き…っ！！
と告げて。
ずっとずっと伝えたかったことを全て
今。
”待っていてくれてありがとう”
と呟いた。
終わり
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月唯 - ありがとうございます笑自分が思い付いたのを、流れとしてかいたので、誰も見てくれないだろうと覚悟をしてかいたので、嬉しかったです。もし次、何か小説を書くときは「」つけて書くようにします！ありがとうございます！！(o^−^o) (2016年5月5日 22時) (
レス) id: 901b520733 (このIDを非表示/違反報告)
あんスタ＠暗殺教室 - か、感動したあああ！ すっごくよかったです！でも、会話に「」をつけたほうがいいと思いますよ！ (2016年5月3日 18時) (レス) id: 648762e436 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕弦 | 作成日時：2016年4月25日 22時
