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百捌 対面 ページ8
新月、皆が寝静まった頃丙星に入り込んでくる騎馬隊が大勢いた
見ただけで五十は超えていただろう
しばらく歩いていると先頭にいた人物が止まる
中心にいた霊倭の藩主が何事だと聞くと何者かがいますと答えた
よく目を凝らすと目の前には八人の男が立っていた
そのうちの半分は知っていた顔であった
自分が送り出した忍びと刺客である
伊野尾が口を開く
こんばんは、霊倭藩主様
こちらにくるには多い人ですね
わざわざ何も言わずに来たのにお出迎え感謝いたします
二人の藩主が睨み合う
出来ればおかえりいただきたいのですが
なぜですか、我らの目的を知っての行動でしょう
伊野尾は刀を触る手に力が入る
嘘だと思いたかったですが、もう無理ですね
この八人であなたの野望を止めてみましょう
そう言うと七人は一斉に襲い掛かった
霊倭藩主も指示を出す
戦が…始まったのだ
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2022年6月26日 8時
