18話 ページ21
独歩side
一郎くんの腕の中で、わんわんと泣きじゃくる2人
二郎くん、三郎くんも若干涙目になりながらも、よかったよかったと繰り返している
｢そう言えば、2人ともよくここまで来れましたね｣
｢あ、確かに｣
｢あのねー、やさしいおにいさんがね、つれてきてくれたんだよー｣
｢優しいお兄さん？｣
さて、俺はそろそろ会社に戻らないと……
｢ん？……あーーーーー！！！！｣
｢！！！｣ﾋﾞｸｯ
二郎くんの大声に、思わず肩がはねる
恐る恐る振り返ると、ガッツリ二郎くんと目が合った
｢お、お前！！麻天狼の！！｣
｢え？｣
一郎くんと三郎くんも、その言葉で俺に気がついたようだ
……ここはなにか、会話をした方がいいんだろうか
｢えっと……やっぱり十子ちゃんたちのお兄ちゃんって、君たちのことだったんだね……｣
｢あ、はい……｣
｢まさかとは思ってたけど……こんなに歳の離れた妹もいたんだね……｣
確か、二郎くんと三郎くんはまだ学生のはず
一郎くんはすごいな……この若さで4人も弟と妹を養ってるのか……
｢あー……妹っつっても、十子ちゃんと百子ちゃんはついこないだ、訳ありの家庭から引き取って……｣
｢えっ！？あ、そうだったんだ！？
す、すみません、すみません、余所の家庭のことに口出ししたあげくに、複雑な事情まで言わせてしまって……！！｣
や、やってしまったーーー！！！
そう思うと同時に、何度も頭を下げる
｢いやあの、気にしないでください！！
それより、2人のこと、ここまで連れて来てくれてありがとうございます！！
少し調べ物してる間にいなくなっちまって……｣
｢……ど、どういたしまして？｣
な、何て返すのが正解なんだ？これ……
あ、それより……
｢あの、さ……
多分、こんな小さい子の相手には慣れてないだろうから大変だとは思うけど、一瞬でも目を離しちゃダメだよ
取引先の人にもこれぐらいの歳の子供がいるんだけど、これぐらいの歳の子って、好奇心と行動力の塊みたいなものだって言ってたよ
それに、十子ちゃんたちは女の子なんだから特に……はっ｣
はっと我に返ると、ポカンとしている3人が目に入った
｢す、すみませんすみません、子育てしたこともないくせに偉そうなこと言ってすみません！！｣
ま、またやってしまったーーー！！！
俺って奴は、なんでこうなんだ……
｢いや、それこそ観音坂さんが謝ることじゃないですよ！！｣
｢え……？｣
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飛鳥(プロフ) - 可愛いが溢れてる｡:+((*´艸`))+:｡更新頑張って下さい! (2020年6月25日 0時) (
レス) id: 4e73cb21b9 (このIDを非表示/違反報告)
楽観人生(プロフ) - ぽちょ汰さん» もし他にも気になる部分がありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです！！ (2020年3月15日 13時) (レス) id: 512f2d5b54 (このIDを非表示/違反報告)
楽観人生(プロフ) - ぽちょ汰さん» ぽちょ汰様、ありがとうございます！！なるほど、確かに分かりづらいですよね……もっと丁寧に描写してみようと思います！！至らない部分の多い作者ですが、これからも読んでいただけると嬉しいです！！アドバイスありがとうございます<(_ _)> (2020年3月15日 12時) (レス) id: 512f2d5b54 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - あ！書き直しって全部やり直せってことじゃないです！！ いいところは残しつつってことですので勘違いされましたらすみません…。 長々と急にこんなことを言ってしまい、すみません。 今後の参考になればなと思います。 失礼しました (2020年3月15日 8時) (レス) id: dfea619684 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - とか、表現がざっくりとし過ぎているなって気がします。 なのでこちらも読んでいて感情移入がイマイチできません。 いくつか他の所も表現が甘いところがありますので、書き直してみては如何でしょう…？ せっかくお話自体はいいのに勿体ないなって本当に思います。 (2020年3月15日 8時) (レス) id: dfea619684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楽観人生 | 作成日時：2019年8月21日 8時
