誠実に、女の子を辞めたいです (ページ12)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:3,383 hit

白布賢二郎【幼馴染彼氏】ページ12

『楽しー！！』

今日は息抜きとして賢二郎とピクニックに来ている

そして今はアスレチック！

子ども向けでも案外楽しめるもんだな。

次は牛島さんとか天童さんとか、みんな呼んで来てもいいかも！

白「なんて考えてないよな？」

『ｷﾞｸｯ』

白「でかい男がゴロゴロ来たら、子供たちが泣いちまうだろ

てか牛島さんをこんな所に連れてこようとするな」

『賢二郎はいつまでたっても牛島さんLoveなんだから』

白「お前のが上だよ(ﾎﾞｿｯ」

『!!!賢二郎ぅ！』

白「ちょっ！飛び降りるなぁ！！」

さすがに急に来たのに耐えられなかったのか、

抱きとめてはくれたがそのまま2人して倒れてしまった

『あはは！やっぱ楽しーね』

賢二郎、お前だけだなんて言ってるけど、

笑ってるのバレバレだからね！？

一通り遊び、さすがに疲れたので帰ることに

『ちょっとトイレ行ってくる〜』

カバン以外の荷物は賢二郎に預けトイレへ向かう

白「お前、いっつもカバンは置いて行くのに珍しいな」

『今日、朝からアレ来たんだよねぇ(^^;』

付き合い始めた当初は言うことへの抵抗もあった

だがしかし、1度私が貧血で倒れた時からは、

賢二郎がとても過保護になったので言うように心がけてる！

でも今日だけは楽しみにしてたから行けなくなるなんて嫌だった

だから秘密にしていたのだ！

白「あ"？」

『ﾋｪ』

白「お前、、」

ｽﾀｽﾀ

白「あれだけいつも言ってるだろうが！！」

『ｺﾞﾒﾝ』

白「なんだって？」

『...』

白「はぁ...とりあえずトイレ行ってこい。すぐ帰るぞ」

『ｺｸｯ』

白「ﾅﾃﾞﾅﾃﾞお前が元気な時に何回でも来てやるから

これからは絶対に言えよ？」

『うん..』

白「ん。じゃあ荷物積んで待ってるから」

誰もが1度は男子になりたいと思ったことがあると思う

でも私はやっぱり女子でよかった

男子だったらこんな気持ちにはなれなかっただろうから