誠実に、女の子を辞めたいです (ページ2)

今日:2 hit、昨日:11 hit、合計:3,393 hit

西谷夕【年下彼氏】ページ2

生理中の私は仕事からの帰り道、ナプキンが気持ち悪くなっていた

西「A～」

名前を呼ばれ後ろを振り返ると、

そこには彼氏の夕が

『夕！』

夕は走って近ずいてくる

そしてそのままｷﾞｭｯと抱きついてくる

西「A、仕事終わったのか？」

『うん』

西「そうなのか！じゃあ一緒に帰ろうぜ」

2人並んで家に帰る

『ただいま』

やばい。気持ち悪い

靴を脱ぎ、カバンを置いてトイレに向かう

ナプキンに大量の血が着いていたが、

パンツには着いていなかった

トイレから出ると、スーツを着ていたので

パーカーに着替える

下はジャージをはいてラフな動きやすい服にする

ついでにコンタクトを外し、メガネにして

髪も上で軽く団子にする

リビングには夕が居て、テレビを見ていたので

私も見ようと思い夕の方へ行くと、

腹痛と頭痛が襲ってきた

私は重い方に加え、貧血持ちだ

1度床に座り込む

すると夕が私がいることに気づいたのか、

振り返って驚いた顔で近ずいてきた

西「大丈夫か、A」

夕には貧血持ちのことは伝えてあるため

心配性になっている

でも流石に恥ずかしいから生理は言わない

まあ言わないととは思っているんだけど

するとまた突然腹痛が襲ってくる

『ゔっ...』

あまりの痛さに頬に涙がつたってくる

夕は私をお姫様抱っこして

ベットに連れていってくれる

西「どこが痛い？」

『おな..か』

西「分かった。」

ゆっくりと摩ってくれる

西「ちょっと暖かいもの持ってくる」

ｷﾞｭｯ

夕の服を掴む

『行かないで...』

すると

西「分かった」

と言ってお腹をもう一度摩ってくれた

夕は優しい

そしていつの間にか私は、意識を手放していた

誠実に、女の子辞めたいです

なんて思っていたけど、

女の子もいいもんだなと、

いや、女の子でいたいと思った