弟と妹とチームメイトと

25 ページ29

ｶﾞﾁｬｯ



『おはようございまーす』



全員寝・て・る！☆



んじゃ



寝顔の写真を撮って、



『スぅー、おはようございます！』



うん。木兎さんはもう無理だと分かっていたよ



ここは赤葦くんに頼もう



黒尾さんが「木兎は赤葦に任せとけ」って言ってたし



『赤葦くん、木兎さん起こしてもらっていいかな？』



敬語って苦手だな



赤「分かった。それと京治でいいし、タメでいいよ」



！



『ほんと！よっしゃ。よろしくね京治』



敬語って苦手なんだ〜と付け加える



そして皆の方を向き



『着替えたら食堂に来てくださいね。朝ごはんですので』



木兎さんが"朝ごはん"というワードでﾋﾟｸｯてしたのを



京治と私はみのがさなかった



『梟谷を最後に起こしに来たので、早く行かないと

朝ごはん無くなるかもですね』



赤「分かった。じゃあ木兎さんは起きそうにないから、

先に行ってようかな」



兎「ダメ！」



いや野生か！



『それじゃ失礼します』

26→←24

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す