お披露目 ページ46
部屋のドアを開けて、みんなを部屋の中に入れた。
「中々綺麗ですね…。」
アズール先輩、私をなんだと思ってるんだ…。
「?A、この前言ってた物とかなくね?」
「エース達は何か知っているようだね?」
「あー、エースとデュースには少しだけ話したんです。」
「…ここで少し話をしておきますね。私が皆さんのことを一方的に知っていると言ったのは覚えてますか?」
「ああ。あの時は衝撃的だっよ。」
「そーそー、まさかオレ達がゲームキャラなんて驚くよね〜!」
「…私は、そのゲームの大ファンで、えっと、キーホルダーとかを集めてるんです。それが、例の部屋に並んでる感じでして…。」
思い切って説明をした。
うわぁー引かれちゃったりとかしないかなあー。
「あら、それは嬉しいじゃない。」
私の話でまさかの返答が返ってきた。
それはヴィル先輩だ。
まぁ、先輩なら、こういうのには慣れているだろう。でも、ほかの人たちはなぁー。
チラッと顔を見て反応を伺うと、まだ実感がわかないような、頭に「?」を浮かべている人が大半だった。
「…説明より見てもらった方が早いですね。本当に不快になったら言ってください。」
念には念をおして、注意し、例の部屋に入った。
そこにはキラキラと輝くものがあり、ツイステやほかのアニメのグッズなどが綺麗に収納、飾られている。
「ぇ、ここ全部オレらじゃん!?」
「不思議な感覚だな…」
「これのどこに需要があるのですか…?」
「分かってませんなーアズール氏。これを集めるのがヲタク!!A氏の場合、量からして箱だったする??」
「大正解ですよ、イデア先輩。」
「すみませんが、Aさん。「箱」とはなんでしょうか?」
私とイデア先輩の会話に疑問を持ったジェイド先輩は、質問をなげかけてきた。
「えっと、“この人ひとりが好き!”とかじゃなくて、“登場キャラ全員が好き!”みたいな感じですね。」
…てか、私何言わされてんだ。公開処刑じゃん。恥ずかし。
「Aからは少しだけ話は聞いていたけど、ここまでとは驚いたよ。」
リドル先輩の声が私の耳に響く。
リドル先輩とか真面目の代表格だし、ヤバい、なんか引かれるかも…!!!
そう思って、表情を見るのが怖かったが、恐る恐る先輩の方を見ると、
「(…なんか悪い顔してる!?!?)」
そう、ヴィラン顔で私を見ていたのだ。
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翡翠に恋う - 投稿頑張ってください!!!! (12月28日 14時) (レス) @page34 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 初コメ失礼します!応援してます!投稿も頑張ってください!いつでも更新待ってます! (11月2日 17時) (レス) @page31 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - すごい面白いです!これからも頑張ってください! (9月5日 18時) (レス) id: 0e6f7cd00b (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - めちゃくちゃ続きが気になる...。 (2023年4月27日 22時) (レス) @page14 id: 4499dd1740 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜苺 x他1人 | 作成日時:2023年3月9日 14時