おるすばん ページ21
さて、今日は流石に学校に行かないと行けない。
先生に休みを貰ったのも、一昨日と昨日だけだ。
「…ってことで、私学校があるので。」
「まぁ、そうだろうな。行ってらっしゃい。お昼は俺が何とかするさ。」
「そうだね。ボクたちは大丈夫だ。心配せずに行っておいで。」
「そそ!Aちゃん高校生だもん!友達も待ってるだろうし、行っておいでよ!」
うぅ…先輩たちの言葉が胸に染みるぅ…!!
「ありがとうございます。では、行ってきます!」
ハーツラビュル寮メンバーに見送られ、私は学校へ向かったのであった。
あんなことになるなんて、思ってもなかったけど。
「あ、A!おはよ!」
「おっはよー!」
いつもの日常と変わらずに授業を受けて、休み時間は友達とお喋りをする。
「あ、そうだA!!私が前言ってたやつ!!」
「ん?ああ。えっと、リドル先輩の声真似だっけ?」
「そ!!で、できた!?」
「まぁ、出来るけど…今やるの?」
教室はガヤガヤしていて、彼女は録音するらしいのだが、絶対に無理だろう。
「…みんなぁ!!Aの声真似の録音するからちょっと黙ってえぇ!!!」
すると、シーンと周りが静かになる。
「これでよし✨️」
「どこが!!!?」
みんなに聞かれるの恥ずかしいんだが??
「AーオレAの声真似聞きたいから早くやれよー。」
こうして悪ノリする男子も男子だぞ()
うちのクラス、基本仲はいいからなぁ。
「はいはい。んじゃ、いくよー。」
「覚悟はいいかい?…首をはねろ!!」
「おぉ!!✨️流石〜♪」
「これでいい?」
「うん!バッチリ!あざす!」
今日も私からしたら代わり映えのない1日だった。
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翡翠に恋う - 投稿頑張ってください!!!! (12月28日 14時) (レス) @page34 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 初コメ失礼します!応援してます!投稿も頑張ってください!いつでも更新待ってます! (11月2日 17時) (レス) @page31 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - すごい面白いです!これからも頑張ってください! (9月5日 18時) (レス) id: 0e6f7cd00b (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - めちゃくちゃ続きが気になる...。 (2023年4月27日 22時) (レス) @page14 id: 4499dd1740 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜苺 x他1人 | 作成日時:2023年3月9日 14時