たわいもない会話 ページ46
〜YOU side〜
コンコンとドアをたたかれたのでドアを開けに行くと数冊の束を持った入間がいた。
入「お姉ちゃん、ここ教えてくれないかな…」
『ん？どこ？』
僕は、入間を部屋に招き入れ机に宿題を広げてもらう。
僕の特訓の中には悪魔学校で学ぶような魔術を扱ううえで必要な知識をつける。というものもあったから入間の宿題を手伝いながら僕も一緒に勉強をしていた。
そもそも僕は、本を読むことが好きだったからいつの間にか入間より僕の方がわかるようになりなってしまっていた。
入「そっか！！こうすればよかったんだね！やっぱり、お姉ちゃんすごいね！あっという間に僕たちがやってる範囲まで追いついちゃったし…」
入間はキラキラと目を輝かせていた。僕はそんな入間を見て微笑みながら言う
『フフッ…本を読むのにもコツがあるんだよ。入間も十分すごいじゃないか。じいちゃんから聞いてるよ。入間の武勇伝』
僕がニヤリと笑うと入間は焦ったように
入「え？！お、おじいちゃんなんて言ってたの？！何話したの？ねぇお姉ちゃん！！」
そんな焦った様子が面白くてからかうように僕は続ける。
『え〜…使い魔召喚で担任の先生を召喚しちゃったとか？』
入「いや…あ、あれは……事故と言いますか…」
『花を咲かせる魔術授業で桜の木を咲かせて植物塔を半壊させたとか？」
入「え〜と…あれは、まさかあんなことになるなんて…」
からかっていた様子から僕はスッと目を細め入間を見つめる
『悪魔の先生に正体バラしちゃったとか？』
入「え…いや、あれは、本当に…えっと…」
入間は先ほどよりさらに焦った様子で狼狽えた。
『ん…？もしかしたら死んじゃってたかもしれないんだよ？良心的な悪魔だったからよかったものを…』
入「ご、ごめんなさい…」
一気にテンションを落としてしまった入間を見てからかいすぎたと反省し、入間の顔を見るように覗き込む
『嘘だよ。確かに不用心だって思ったけど信頼できる大人だったんでしょ？入間の悩みなんかをちゃんと話せる大人を見つけてくれてよかったよ』
そう言って僕は優しく入間の目を見る。すると入間も顔を上げ嬉しそうに言う
入「うん、バラム先生はすごくいい先生だよ…」
『そうだね…とっても優しそうな人だったね…そういえば、入間から学校の話あんまり聞けてなかったね。宿題ちょっとおいて話そうか』
入「うん！！」
僕も遊園地でのことを思い出し入間に言う。本当にいい悪魔たちに出会えたね、入間…
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莉愛まる(プロフ) - 朔writeさん» わかりました。ありがとうございます！こんな質問に答えてくださって、、、。 (2022年5月11日 4時) (
レス) id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
朔write(プロフ) - 莉愛まるさん» 更新いたしました。お待たせしてしまってすみません (2022年5月10日 19時) (レス) id: 1a10752ffc (このIDを非表示/違反報告)
朔write(プロフ) - 莉愛まるさん» コメントありがとうございます。すみません、まだお話が作れていないので非表示にしています。もう、しばらくお待ちください。 (2022年5月10日 17時) (レス) id: 209949b2bb (このIDを非表示/違反報告)
莉愛まる(プロフ) - つぎのおはなしのことです！ (2022年5月10日 15時) (レス) id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛まる(プロフ) - あのっ！パスワードがかかっていて読めなかったので、お伺いしたいのですが、、、 (2022年5月10日 15時) (レス) @page49 id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔write | 作成日時：2022年2月28日 17時
