一緒に ページ38
楽しかった晩餐もお開きとなり、じいちゃんと入間は部屋へとそれぞれ向かい、僕はいつもなら片づけをするのだが今日はオペラさんのご厚意により僕も部屋へと帰ってきていた。
今日はどの本を読もうかな…
日課となった読書をしようと本を選んでいると部屋のドアをたたく音が聞こえた。
入「お姉ちゃん…入ってもいい?」
『入間?うん、いいよ』
僕は、入間を招き入れベッドへと腰掛けるように促し入間に尋ねる。
『どうしたんだ?入間』
入「いや…うん、ただお姉ちゃんと久々に話がしたくて…」
あぁそういえば再開してからバタバタとしていてゆっくり話すことなんてできなかったな…
『そうだね…僕も入間と話したい…
じゃあせっかくだからお茶を持ってくるよ。少し待ってて』
そう言って僕はキッチンへと向かった。
『ただいま入間…フフ…』
お茶を入れて帰ってくると入間は僕のベッドで寝てしまっていた。
それもそうか…疲れるよね……
入間を起こさないようにそっと近づきテーブルにお茶を置いた。そして、入間に布団をかけようとしたとき
入「ん…お姉ちゃん…」
物音に気付いた入間が目を開けてしまった。
『起こしちゃった?ごめんよ。寝ていいよ…』
入「でも…」
眠気に逆らい体を起こそうとする入間を止め言い聞かせるように話す
『大丈夫…これからは時間がたくさんあるんだから…今日じゃなくても…明日でも明後日でも…』
そう言って僕は、入間に布団をかけ頭を撫でる。すると入間は、次第にうとうととし始めもう寝てしまいそうというときに
入「じゃあ…お姉ちゃん…も一緒に寝よう……」
といって完全に寝てしまった。
返事すら聞く気にじゃん……仕方ない…
僕は、電気を消し入間を起こさないようにベッドに入り目をつぶった。
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【すき魔】
〜ある日〜
『これは…ねぇオペラさんここの植物って収穫していいやつ?』
オペアさんと裏庭の作業をしていると見覚えのある植物が生えていた
オ「ええ、構いませんがそこは、特殊なものばかりが育つエリアですから気を付けてくださいね。さすがに毒はないと思いますが……」
『ちゃんと調べてから使うよ。ありがとう。じゃあこれもらうね』
まさかこっちで葉ワサビが手に入るなんて思わなかったなぁ…
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莉愛まる(プロフ) - 朔writeさん» わかりました。ありがとうございます!こんな質問に答えてくださって、、、。 (2022年5月11日 4時) (レス) id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
朔write(プロフ) - 莉愛まるさん» 更新いたしました。お待たせしてしまってすみません (2022年5月10日 19時) (レス) id: 1a10752ffc (このIDを非表示/違反報告)
朔write(プロフ) - 莉愛まるさん» コメントありがとうございます。すみません、まだお話が作れていないので非表示にしています。もう、しばらくお待ちください。 (2022年5月10日 17時) (レス) id: 209949b2bb (このIDを非表示/違反報告)
莉愛まる(プロフ) - つぎのおはなしのことです! (2022年5月10日 15時) (レス) id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛まる(プロフ) - あのっ!パスワードがかかっていて読めなかったので、お伺いしたいのですが、、、 (2022年5月10日 15時) (レス) @page49 id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔write | 作成日時:2022年2月28日 17時