慣れ ページ35
『オペラさん、向こうの部屋の掃除終わったよ』
オ「やはり、手際がいいですね」
『フフ、ありがとう』
『オペラさん、スープ出来たよ。味見してみてもらえるかな』
オ「分かりました。ん、美味しいです」
『よかった。久しぶりに人に食べてもらうから心配だったんだ』
サ「いいな…僕だって、悠乃ちゃんと…」
サ「悠乃ちゃん!!僕とお茶会しよ!!」
『!びっくりした…じいちゃん?でも…』
オ「かまいませんよ。ちょうどひと段落しましたし、サリバン様はすねるとめんどくさいので…」
サ「ねぇ!!オペラ僕の扱い酷くない?!」
『じ、じいちゃん、僕もじいちゃんとお茶会したなぁ』
サ「じゃあ早速中庭に行こう!!」
バーン!!!!
サ「オペラ!もうちょっと優しく起こしてって言ってるじゃない!!!」
『じいちゃんおはよう』
サ「え…ゆ、悠乃ちゃん?」
『ごめんね、オペラさんがこれで起こしてあげてくださいっていうから…朝食出来てるよ、行こ』
あれから4日ほどたった。オペラさんの勝負に勝った僕はオペラさんの仕事を約束通り手伝わせてもらっている。
仕事にはほとんど慣れたし、何より仕事を任せてもらえるようになって嬉しいな…
僕にとって仕事は誰かとコミュニケーションをとる一番の手段だった。だから、オペラさんを手伝うようになってからオペラさんと仲良くなれたと思う…やっぱり時々わからないけど…
二人を見送りに玄関へ行く
サ「それじゃあ悠乃ちゃん、行ってくるね!!」
オ「悠乃様、何かありましたらすぐ呼んでくださいね」
『うん、わかってるよ。ありがとう。行ってらっしゃい』
僕は入間を迎えに行く2人を見送りキッチンへ向かう。
さて、入間達が返ってくるのは8時…今は5時半だから…ちょっと急いで作らないと間に合わないかも…
そう思いながら僕は、すぐに晩御飯を作り始めた。
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スキ魔
サ「やだやだ!!!悠乃ちゃんも行こうよ!!!!」
『う〜ん…でも、入間帰ってきてご飯ないのかわいそうだよ』
サ「じゃあ一緒に食べて帰ろうよ!!!!」
『う〜ん…』
この言い合いが朝から続きました…
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莉愛まる(プロフ) - 朔writeさん» わかりました。ありがとうございます!こんな質問に答えてくださって、、、。 (2022年5月11日 4時) (レス) id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
朔write(プロフ) - 莉愛まるさん» 更新いたしました。お待たせしてしまってすみません (2022年5月10日 19時) (レス) id: 1a10752ffc (このIDを非表示/違反報告)
朔write(プロフ) - 莉愛まるさん» コメントありがとうございます。すみません、まだお話が作れていないので非表示にしています。もう、しばらくお待ちください。 (2022年5月10日 17時) (レス) id: 209949b2bb (このIDを非表示/違反報告)
莉愛まる(プロフ) - つぎのおはなしのことです! (2022年5月10日 15時) (レス) id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛まる(プロフ) - あのっ!パスワードがかかっていて読めなかったので、お伺いしたいのですが、、、 (2022年5月10日 15時) (レス) @page49 id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔write | 作成日時:2022年2月28日 17時