準備 ページ28
『…ん』
時計の針が4時を指し外がまだ暗い中僕は、目を覚まし準備をする。服を着替え、髪を簡単に一本に縛りオペラさんが居るであろうキッチンに向かった。
『おはよう、オペラさん』
オ「悠乃様、おはようございます。こんな朝早くにどうされたんですか?」
オペラさんは、驚いたように聞き返す。
まぁふつうこんな時間に起きてこないよね…
『ちょっとね…オペラさんには迷惑かけないから今日はオペラさんについて回ってもいいかな』
オ「ええ、それは構いませんが…」
『じゃあよろしくお願いします』
僕はオペラさんが何か言う前にすっと答える。オペラさんは不思議そうな顔をしながら仕事に取り組み始めた。
『料理のメニューはいつもオペラさんが考えてるの?』
オ「ええ、基本的に私が考えていますがリクエストがあればお作り致します」
『そっか…ありがとう』
サ「悠乃ちゃんどうしたの?」
朝食を終えた後オペラさんの後ろについて行く僕を見てじいちゃんに聞かれる
『今日はオペラさんについて回ろうかなって!』
そんな意味が分からない返答に対してじいちゃんは、優しく笑い
サ「そっか…気を付けてね」
とそれだけ言って書斎へと向かった。
サ「なんだか、親鳥と雛みたいな感じで可愛かったなぁ」
オ「……」
す、すごい…あの量の重さを持ち上げれるってオペラさん相当力持ちだな…いや、魔法なのかな?
書類整理もオペラさんがしてるんだな…
『オペラさん、この書類って僕が見ても大丈夫?』
オ「ええ、問題ありませんよ」
『ありがとう』
資産運用系、友人関係書類、生徒会報告書、学校備品関係…そうだ、じいちゃん理事長だった…
それにしても、この量をこのスピードで…
『わ!!』
洗濯は手洗いなのか…オペラさん布団の踏み洗い楽しそうだな…
オ「さて、悠乃様今日の業務は終了いたしました。どうですか、満足されましたか?」
『うん。ありがとうオペラさん!
じゃあ明日からよろしく!』
オ「はい、では……ん?お待ちください、明日とは…」
僕は、オペラさんの話を途中で遮るようにドアを閉め部屋に入る。
さて、明日から頑張ろう
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莉愛まる(プロフ) - 朔writeさん» わかりました。ありがとうございます!こんな質問に答えてくださって、、、。 (2022年5月11日 4時) (レス) id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
朔write(プロフ) - 莉愛まるさん» 更新いたしました。お待たせしてしまってすみません (2022年5月10日 19時) (レス) id: 1a10752ffc (このIDを非表示/違反報告)
朔write(プロフ) - 莉愛まるさん» コメントありがとうございます。すみません、まだお話が作れていないので非表示にしています。もう、しばらくお待ちください。 (2022年5月10日 17時) (レス) id: 209949b2bb (このIDを非表示/違反報告)
莉愛まる(プロフ) - つぎのおはなしのことです! (2022年5月10日 15時) (レス) id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛まる(プロフ) - あのっ!パスワードがかかっていて読めなかったので、お伺いしたいのですが、、、 (2022年5月10日 15時) (レス) @page49 id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔write | 作成日時:2022年2月28日 17時