困惑(カルエゴside) ページ2
カ「おい、シチロウこれはどういう状況だ」
俺は、泣きじゃくるイルマとそれを抱きしめる女という謎の状況に困惑していた。
そして、部屋の中にいたシチロウに話しかける。
バ「カルエゴくんが入間くんを連れてきてくれたんだね。
ナイスタイミングだよ!カルエゴくん!!」
カ「そんなことは聞いてない!さっさと状況を説明しろ!!」
そういって、シチロウを廊下につまみ出す。さすがにあの中で話すのは気が引ける…
バ「ごめんって、あまりにもいいタイミングで入間くんが現れるから僕感動しちゃって」
カ「はぁ…それであいつはイルマの姉という事でいいのか?」
バ「うん、彼女は入間くんのお姉さんだよ。それで、入間くんとお姉さん訳あって10年ぶりの感動の再開ってとこかな」
カ「なんだそれは…」
俺は、頭を抱えた。
あの時飛び込んできたのが入間の姉…姉弟揃って自己犠牲が過ぎるぞ…それにしても…
カ「それとシチロウわかったのか?あいつが認識阻害魔法を使っていた魔獣を見ることがなぜ出来たのか」
ずっと気になっていた。あの時誰もイルマが狙われてることに気づくことが出来なかった。奴でさえだ。
その後矢が放たれたであろう場所を確認してみると分裂したと考えられる魔獣が倒れていた。
つまり、その魔獣は姿が見えないように殺気さえ消して狙っていたという事になる。そんな高度な魔法をなぜ破ることが出来たのか…
バ「それがわからなかったんだよね…それより気になることが出来ちゃったから聞き忘れてたや」
カ「おい、シチロウ?」
バ「ご、ごめんって…でも、彼女は少なくとも敵ではないと思うよ…僕の虚偽鈴は反応しなかったし」
カ「ハァ…」
少々のんきな同級生に若干のあきれを感じながら場が治まるまで廊下で待っていた。
しばらくすると、アホ理事長たちが戻り俺たちはその場を後にした。
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莉愛まる(プロフ) - 朔writeさん» わかりました。ありがとうございます!こんな質問に答えてくださって、、、。 (2022年5月11日 4時) (レス) id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
朔write(プロフ) - 莉愛まるさん» 更新いたしました。お待たせしてしまってすみません (2022年5月10日 19時) (レス) id: 1a10752ffc (このIDを非表示/違反報告)
朔write(プロフ) - 莉愛まるさん» コメントありがとうございます。すみません、まだお話が作れていないので非表示にしています。もう、しばらくお待ちください。 (2022年5月10日 17時) (レス) id: 209949b2bb (このIDを非表示/違反報告)
莉愛まる(プロフ) - つぎのおはなしのことです! (2022年5月10日 15時) (レス) id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛まる(プロフ) - あのっ!パスワードがかかっていて読めなかったので、お伺いしたいのですが、、、 (2022年5月10日 15時) (レス) @page49 id: bde59aa3a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔write | 作成日時:2022年2月28日 17時