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安心感 ページ4

テーブルに並べられたご飯を見て

惨めな気持ちになった…






やけ食いする?





でもそんな気分になれないなー。





冷蔵庫からビールを取り出し


流し込む。








pull…pull…








スマホが鳴り、誰からの着信かは

大体予想がついた。









「はい。」









裕太「ははっ、暗っ!笑」







電話はやっぱり裕太からで


気分がドン底の私とはうってかわって


少しテンション高めの裕太…









「何?」









裕太「今日、約束すっぽかされただろ?」








「うーん。何で知ってるの?」








裕太「ガヤさっき彼女と会うって

言ってたからさ!

んで?ご飯つくっちゃんだ?」









「……。」









裕太「ったく…


残飯処理にいってやろうか?」









「大丈夫。」








裕太「何強がっての?らしくないね

とりあいず、もう近くまで来てるから

行くわ。」







人の返事なんて聞かないで

切られる着信。




相変わらずマイペースな裕太




でも一人で居るには

心がしんどくて

救われた。







それからすぐに裕太が家に来た…








部屋にあがって

並べられたご飯を見て






裕太「あー。せっかくがんばったのにな?

えらいえらい!」







そう言うと私の頭を軽く

2回ポンポンしてくれた。






「はははっ

張り切りすぎだよねー!

勿体無いから食べよ食べよ?」






裕太が来てくれて

我慢してた気持ちが溢れて

泣けてきた…







裕太「何泣いてんだよーよしよし。」







「楽しみにしてたのに…

もう、太輔の馬鹿。ムカつく」








裕太「何も考えられないように

してやろうか?」





さっきまでヘラヘラしてたのに


急に男の顔になる裕太…





「え?」








裕太「俺で頭いっぱいにしてやろっか?って」







「ん?っ…!!!んんっ」









聞き返す前に塞がれた唇




一瞬で裕太の香りに包まれて


いつもの安心感と、ドキドキに


言われた通り


頭の中が裕太でいっぱいになった…









本当私って最低な奴。









だけど


余計なことは考えたくなくて


裕太で一杯になりたくて


夢中で裕太を求めた…







それに答えるように


優しく…


時に激しく


私の心を埋めていく裕太。

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作者名:T | 作成日時:2020年2月14日 3時

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