【ｄ！】どうやら、軍人らしい。【sha】【完結】 (ページ25)

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２４話ページ25

Aside

sha「日、暮れてきたなぁ……」

『ほんまに』

いつの間にか日が沈んでおり、夜が近づいてきた。
今日もあと少しで終わってしまうな……

sha「最後…………あれ乗りたい」

『どれどれ？あ、観覧車？』

sha「多分それ」

『んじゃあ、いこか』

私とシャオロンは観覧車の乗り場に向かって歩いた。
乗り場には沢山の人がおり、数時間並んだ。
…………なんかすっごいドキドキするんやけど

sha「…………」

『…………』

なんだよこの空気‼‼
めっちゃくちゃ静かやわ！！！
喋れシャオロン‼‼(お前が喋れ)

「次の方どうぞー」

『あっ、はーい』

気まずい空気の中、明るい声が聞こえ、私は返事をした。
……さぁ、地獄みてぇな時間が始まるぜ(キャラ崩壊)

少し時間が立ったあと。
シャオロンが口を開いた。

sha「おっ、おい……」

『ﾊｲｯ、ﾅﾝﾃﾞｼｮｳｶｯ!』

sha「声よｗ」

『うっさい…………』

びっくりしただけだわ()

sha「俺な、Aに伝えなアカンことあんねん……」

『！……それは私もよ』

sha「ホンマｗ？同じことだったりするんかなぁ…………ｗ」

『同じだったら、ねぇ……ｗ』

まぁ、同じだったらハッピーエンド。
違ったらただ単にはずい()

sha「あのさ、A」

シャオロンが真剣な顔をする。
見たこと無い顔にまるで吸い込まれそうだった。

『な、に……』

sha「あのなっ……俺………………」

『……』

sha「……お前のこと、＿＿やねん…………」

『え？なんて？』

小声でなにも聞こえへんかったんやけど。(雰囲気ぶち壊し)
そしたらシャオロンは大声で言った。

sha「やから！お前のこと好きやねんっ！！！！！！！！！」

「おつかれさまでし、た…………」

sha「『あ』」

シャオロンが言ったと同時に観覧車のドアが開いた。
ｵｰﾏｲｶﾞｰ……

そして私たちは観覧車を降りた。
シャオロンの顔は見れない()

「すっ、すみませんっっっ‼‼‼‼‼」

店員さんが頭をペコペコ下げた。
いやいやいや……

『いえ……その…………』

sha「…………」

「おい、あの人告白していたけど？」

「え、いいなぁ〜ロマンティックじゃん〜！」

「お似合いだしね〜」

乗り場で並んでいた人がザワつく。
聞こえとったんかい……！
まぁ……

『ごっ、ごめんね？シャオロン…………』

sha「いやその…………おん。まず返事ちょうだい？」

『ﾌﾞﾌｫ』

私に死ねと？！？！