26.突然の来訪者 ページ28
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昨夜から今朝までAに無理を言って、俺の勉学に付き合って貰った。
まあ…当たり前だが、徹夜で勉強したせいかひと段落着いた時、一緒にその場で寝てしまった。
そう、ここには俺とAしかいない…はずなんだが
「……何で、お前がいる」
目を開けた俺の目の前に、スヤスヤと寝ている幼いAを抱えた鶴丸が笑顔でそこにいた。
「いやぁ〜大人のAもよかったが、こっちも中々いいな！目の保養だ」
俺の言葉に気にも留めず、眠るAの頬を叩いたり、撫でたりと色々羨ましい事をしていた。
…はっ！いや別に羨ましくない！
何せ今は二人暮らしなんだから、そう二人！暮らし！
別に俺も触ってみたいとか一ミリもこれっぽっちも思っていない！………とは言い切れないのが本音。
「…〜〜〜ッ鶴丸！いい加減Aを離せ！というか、お前どうやって入って来た！？」
「おいおい、しー…だぜ？Aが起きるだろ？」
「ぐっ…！」
ニヤニヤと俺を見ながら面白そうに笑った。
その表情にイラッとしたが、Aが眠っているので何とか押し留まる。
「…で、何でここにいる。どうやって入って来た。Aを離せロリコンじじぃ」
「最後の失礼過ぎじゃないか？」
まだ若いんだが
やれやれ…と諦めた鶴丸はやっとAから離し、そっとソファに寝かせた。
流石俺の天使。あとで写真撮ろう。
「とっとと吐け。楽になるぞ」
「…君、刑事ドラマの見過ぎじゃないか？」
まあ…いいが、と言うと物凄い憎々しい笑顔で鶴丸は悪びれなく答えた。
「ふっふーん、聞いて驚け！」
「わー驚いたー(棒)」
「流石に真顔で今のは酷いぞ！？鶴は悲しいと死んでしまうんだぞ！？」
「いや、それ兎が寂しくて死ぬんだろう…」
というか、鶴丸の声もでかい。
Aが起きたらどうしてくれる。写真が撮れないだろ。←
「君は変わらないな…。主、Aにはデレッデレなのに他には興味もない上クール過ぎだ」
「そう言うお前はうるさい上落ち着きがない子どものままだが？」
「「……ぷ」」
そうやって無言のまま睨み合いが続いたが、何故か笑いが込み上げ、同時に吹き出した。
この感覚はなんだか久々な気がする。
…たまにはこう言うのも悪くないか。
(…おい、窓が割れてるんだが)
(君達に驚きを与えたくてな…つい、な)
(つい、じゃないだろ！)
(テヘペロ☆)
(よし…斬る。そこを動くなこのロリコン犯罪鶴男！！)
(んぅ…？)
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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！もし続くようでしたら、続きを楽しみに待ってます！(*´ω｀*) (2021年9月26日 5時) (
レス) @page31 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ぎゃんかわ…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年1月7日 12時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - テクノさん» 癒されてあげられている様でとても嬉しいです^ ^ (2019年3月21日 0時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - 通りすがりさん» 教えて下さり、ありがとうございます！自分なりに訂正したのですが、まだおかしい点がある様でしたらまたご指摘お願いします！ (2019年3月21日 0時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
テクノ(プロフ) - まんばちゃんと主ちゃんがかわいくて癒されます (2019年3月21日 0時) (レス) id: 5d0adffebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヒア | 作成日時：2018年4月1日 21時
