【善いニックネームだね】【私にはないの？】 ページ14
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そんな私の視線を察したのか、広津さんはコホンと咳払いをした後、口論を続ける二人に声を掛けに来てくれた。
流石広津さん、年長者、大人。
有難う御座います、本当ガチで助かります。
一寸色々口から出そうでした。
「太宰さん。此処は未だ抗争中の為、そろそろ離れた方が宜しいかと…」
「あっれェ〜？真逆訊こえなかったのかい？其の手を早く離し給えと云ったのだよ。其の低身長で更に耳迄遠いなんて可哀想だね君」
「あァ！？身長は此れから伸びンだよ！手前こそ頭イかれてンじゃねェか？手前が離せっつってンだろうが」
あ、此れ駄目な奴。
「はあ？何で僕が君の云う事を訊かなきゃいけない訳？あと云っとくけど、Aさんは僕のだから。そんな蛞蝓みたいな君の手で触れたら穢れるから辞めて呉れない？」
「ハッ、やなこった！俺だってな、お前の云う事を訊く義理なんざねェンだよ此の自 殺願望！其の上から目線の面…青鯖みてェな顔しやがって、腹立つンだよ！」
「君、目まで変なの？此の僕の顔が青鯖？こんなに整ってて女性の誰もが惹かれる上、Aさんが褒めて呉れたのに？」
「自意識過剰ってよく云われねェか？手前こそ俺の何処が蛞蝓だァ？
「君さァ…蛞蝓の癖に本当ムカつく」
「そっくり其の儘返して遣るぜ青鯖」
あ、終わった？
……ウン、長カッタケドヨカッタネ。
ニックネームで呼び合える程仲良くなって。お姉ちゃん嬉しいよ。
青鯖に蛞蝓ね…。
個性的で善いと思います。
どっからそんな単語が出て来たのか気になるけど。
口論は一先ず終わったらしいが、未だに顔を睨み合ってバチバチしている二人。
取り敢えず終わってホッとした私と広津さん。
其の時だ。
私はふと何か違和感を感じ、地面を見た。
其処には先程迄は無かった妙な亀裂が入っていた。
其の亀裂は此処だけでなく、私達の居る周辺を中心に亀裂が広がっている事が判った。
厭な予感を感じたと同時に見えた黒い炎の渦。
そして其の中心には____________
「先、代…！？」
其の中心には、亡くなった筈の、ポートマフィアの先代
何故、如何して、生きて
そんな疑問が飛び交う中、先代と目が合った気がした。
そして不気味な笑みを浮かべた。
其の瞬間
私達の周辺で黒い爆発が起こり、有無を云わさず吹き飛んだ。
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【救助する】【放って置く】【盾にする】【先に帰る】→←【助けて下さい広津さん】
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サヒア(プロフ) - 酸素無駄遣い装置さん» 返信遅くなって申し訳ないです！三期見て青の時代ハマりましたよね笑 好きと云って頂けて嬉しいです^ ^ 頑張ります！ (2019年10月16日 0時) (
レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
酸素無駄遣い装置 - 最近文ストのトリップとか青の時代ハマってて！この作品すごい好きです！選択画面とかの設定が好きで！マフィア組とか中也とか好きなので！！頑張って下さい！！ (2019年7月26日 10時) (レス) id: 8cc010c4ca (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - アリスさん» うわぁーい！嬉しいです！夢主が可愛い！？ありがとうございます！私もマフィア組好きです、とりあえず十五歳編を書き切ろうと思ってます。応援宜しくお願いします！ (2019年6月28日 14時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
アリス - やばいみんな好き←この作品ハマりました！夢主可愛いしマフィア組好きすぎて…これからも頑張ってください！ (2019年6月20日 1時) (レス) id: cae02b46bd (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - 心さん» そんな何気ない一言が一番嬉しいです。ありがとうございます^ ^ 頑張らさせて頂きます！ (2019年5月19日 2時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヒア | 作成日時：2019年5月9日 0時
