幽霊警察官と美少女 ページ15
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洗濯も干したし、皿洗いも終わって、昼ご飯も食べて、用意も済ませた…よし!出掛けましょう!
今日は日曜日。
米花百貨店でセールがあると云う情報を手に入れ、私はそのデパートに行く。
幾らお爺ちゃんがすんごく稼いでて、お金に困ってなかったとしても、安く手に入るなら其れに越した事はないしね!
「えーと…エコバックは…あったあった!……?」
テーブルの上に置いてあったエコバックを取った拍子にひらりと何かの紙が落ちた。
拾って見ると、其れはお爺ちゃんが亡くなったあの日に貰った紙だった。
も、貰ってたのすっかり忘れてた!
お爺ちゃんは困ったら二人に頼りなさい、って云ってたけど二人って誰の事なんだろう…。
あの時私は一人でも平気と思っていた。
だけど実際に一人になって生活をしてみると、胸に穴が空いた様に物足りない気がした。
見るだけ見てみようと紙を開いた。
其処には懐かしい二人の名前が記されていた。
「…福沢諭吉…森鴎外…って、福沢さんと森さん!?うっわ〜懐かしい」
福沢さんと森さん。
此の二人は私が未だ小さかった頃、半年に一回位の頻度だったが好くしてくれたお爺ちゃんの弟子?らしい。
其処はよく覚えていない。
見た目は本の少しだけ怖かったが、頭を撫でてくれる手が暖かくて大好きだったのは覚えている。
「福沢さんと森さん、元気にしてるかなぁ」
と云うか、お爺ちゃん。
福沢さんと森さんはヨコハマに居るんだよ?
頼れって云ったけど、此処まで来て貰うのも迷惑だし、忙しいに決まってるじゃない。
「…でも、夏休みとか長い休みが出来たらヨコハマに行くのも好いかもね」
あの二人は、私の事を覚えてくれているだろうか。
「…って、もう直ぐでセール始まる時間だ!早く行かなくちゃ!」
私は其の二人の名前が書かれた紙を鞄の中に入れ、慌て乍も家を出た。
________再開の日が間近に迫っているとは知らずに
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「ふぅ〜満足満足♪」
あの後何とか間に合い、現在私の手にはパンパンになったエコバックが抱えられていた。
此れで暫くの間、買い物に行かずに過ごせそう!
今日だけって事でハーゲ◯ダッツ買っちゃった♪
早く家に帰って食べようっと!
そんな風にるんるん気分で家に帰ろうとしていた其の時、何故か大人数の警察、機動隊が居た。
何かあったのだろうか。
『久々の大仕事だぜ』
え?
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9Sに殺されたいロリコン - あ…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………キモくてすんません (2019年8月31日 20時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - すみません……この子が可愛すぎて悶てるわぁっ!!あぁっ!!喰いたい。(真顔)安室さんの女スカ? (2019年8月31日 20時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - リリンゴさん» 本当ですか!?有難うございます!続編を作ってる最中なので、是非出来たら其方も読んで頂けると嬉しいです! (2019年7月16日 23時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
リリンゴ - おもしろいです!最高ですね! (2019年7月13日 18時) (レス) id: 547ee901cf (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - 綾乃さん» 綾乃さん!いいお名前…!有難うございます!頑張らさせて頂きます! (2019年7月7日 20時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サヒア | 作成日時:2019年4月16日 1時