【男主】新任教師は魔法が使えない【twst×鬼滅の刃】

教師になる前の俺0 ページ1

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突然だが、自己紹介と言う言い訳をさせてくれ。


俺は胡蝶A。

聞いたらわかる通り、俺は胡蝶カナエと胡蝶しのぶの実の兄だ。でもってカナエの代わりに俺が花柱やってた。可愛い二人の妹は俺が守る精神の真のシスコンである。


そう、察しのいい人はわかってるだろうが、実は俺は転生者だったりする。


どう死んだのかまでは覚えていないが、前世では鬼滅の刃が大ブームで、元々オタクな俺もすぐハマった。そんな俺が気付いたらその鬼滅の刃の世界に転生していた上、あの美しい姉妹の兄となっていたのだ。ちなみに俺の推し。ファー最高かッッッ！！

でも元一般人のただのオタクだった俺は鬼とかめっちゃ怖いし普通に無理だった。だが、可愛い二人を守る為ならお兄ちゃん頑張る！と意気込んだ結果、鬼殺隊に入隊にして気付けば花柱になってた。
俺すげぇ…ん？

いやそこはカナエだろーがッッ！！ってなったけど、そこである事に気付いたんだ。


俺がカナエの代わりになって死ねば美しい姉妹愛は存続するのでは、と言うことに。


そう思い立ったら即行動。
めっちゃ体鍛えて全集中の呼吸もマスターして、完璧な花柱になってやった。後に男の癖して花ってのも格好悪いと思ったので、花の呼吸の派生でもある水の呼吸もマスターした(凪は無理だったけど)。俺ってやれば出来る子！

そしてやって来た運命の日。
俺は先にカナエとしのぶを帰して夜の周りをしていた時だった、俺の推しを殺した顔面偏差値つぇえな鬼である童磨と出会った。

勿論バリバリの戦闘になった。
カナエが死ぬなら俺が死んでやるぜ！と思いながら戦って、んで、原作通り肺をぶった斬られてそのまま童磨の胸に倒れちゃって俺泣きそう。
最後に抱かれるのはカナエとしのぶがよかった…！！

そんで原作とちゃうと思いつつ、童磨に体が吸い込まれて行くのを感じて、死を覚悟してたら




「「兄さんッッ！！！」」




カナエとしのぶが来てしまった。


おっ、お前ら何で来てんだよぉおおおお！！！って叫ぼうにも叫べないからまだ吸い込まれてなかった顔を向けて二人を見たらもう色々泣きそうになりながら、二人の顔が最期に見れて嬉しくて笑っちゃったよね。

もうすぐ日が昇るから二人は喰われずに済むよな、うん…俺頑張った。

そう思いながら俺は死んだ。


そう、死んだはずなのだ。

だのに




『……お、おぉ？は？え？』




ここ何処ォ？？


目が覚めると、俺は何故か生きて白いベッドで寝てた。






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