【コナン×ぬら孫×刀剣乱舞】審神者退職したけど現代まで付いて来るとか思わなんだ

第三幕 ナンパ…？ ページ10

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あれから家に帰って、色々あったけど楽しかったよ〜と言うと興味津々だった厚と薬研と共に再び米花町を訪れた。


うう…二振の頼みだから仕方ないけど、またあの子達に会うかもしれないと思うと…ちょっと、いやかなり怖いです！

…まあ、でも。


前を歩く二振はキョロキョロと周りを見渡しながら、楽しそうにしていた。

それを見た私も自然と顔が緩んだ。



「こんなので喜んでくれてるんだから、いっかな」

「大将？」
「何か言ったか？」



二振そろってこちらを向くのが可愛くて、くすっと笑ってしまう。


でも、この二振は可愛いけど、どっちかって言うとカッコいい分類だよね。



「何でもないよ！ほら、あそこ厚と薬研が行きたがってた本屋さんだよ」
「「！」」



指を指すと、目をキラキラさせて本屋に一直線に走って行った。

カッコいいけど可愛いなぁと思いつつ、後ろに付いて行こうとした。


のですが



「あ…ちょ！ちょっと待って！」

「え」



急にすれ違った人に後ろからパシッと腕を掴まれた。
急な事に驚きながら振り返ると、少し長めの髪をしたイケメンさんがいた。


なになに。
新手のナンパ？こんなイケメンが私に？…いやいや、そんな馬鹿な。



「なあ、あんた…俺とどっかで会ったことない？」



お決まりのナンパ台詞だー！！

うわぁ、本当に言う人っているんだ。漫画や小説の中だけじゃないんだ。へえ〜。



「え、と…人違いだと思います、けど？」
「…そっか。急にごめんな」
「いえ…」



少し眉を下げて残念そうな顔をしたイケメンさん。


え、会ったことないよね？
この人の勘違いだよね？別に私が忘れてるだけとかじゃないよね？

もし、そうだったら申し訳ない。



「おい、萩原。お前な、こんなとこでナンパなんかすんなよ」
「松田…」



彼の知り合いなのか、サングラスを掛けた天パの男性が現れた。


うっひゃあー！またもやイケメン！

サングラスしてるけど、それでも滲み出てるイケメンオーラ。

……あれ？このサングラスイケメン、どっかで会った気がするけど。
うん、気のせいだね！


パチリとサングラスの松田？さんと目が合った、気がした。
サングラス越しだからわからないが。



「こいつが突然悪いな、お嬢さ……あ？」



え"

『あ？』ってなに『あ？』って。
顔を近づけて来ないで下さい。



「あんた、どっかで…」



あんたもですか！？

待て待て。私米花町は任務で妖怪姿でしか来た事ありません！






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