【銀魂】真選組女隊士の秘密

39話 ページ41

｢銀さん、人間一体どう転ぶとあんなことになるんですか？｣


ただ今近藤さんの結婚式の最中。


何があったのかは知らないがモノホンのゴリラと結婚することになったそうだ。


｢見合いで脱〇してワントラップいれるとああなるんだよ｣


は？


近藤さん〇糞したの？


まじねーわ。


｢旦那笑い事じゃないですぜ｣


｢いや笑ってねーよつーか笑えねーよ…｣


｢他人の結婚式で泣きそうになったのは初めてだ｣


｢なんとかなりませんかねェ｣


｢この披露宴は只の顔合わせみたいなもんでねェ、この後王女の星で正式な婚礼をあげれば近藤さんもはれてゴリラの仲間入り…もう帰ってきません、ぶち壊すのには今日しかねーんです｣


私たちはこの式を壊すために呼ばれた。


晋助が喜びそうだね。


｢ぶち壊すって沖田くん最初からこの披露宴壊れてるだろ、ゴリラだらけだもの｣


辺りを見渡すとゴリラだらけ。


｢最初から壊れているもんを壊すなんて流石の俺にも出来ねーよゴリラだらけだもの｣


｢そりゃねーぜ旦那なんやかんやで俺たち姐さん救うのに1役かったんですぜ、これで貸し借りなしにしやしょーや｣


｢つーかゴリラだらけで気持ち悪い帰っていい？？｣


吐き気しかしないから。


｢駄目でさァ、Aも壊しやしょう｣


沖田さんに止められる。


どーにもやる気でねーんだよな…


｢こちら近藤！応答願います！どーぞ！お前ら何やってんだ！はやくぶち壊してくれ！どーぞ、お前らこんなん得意だろーがご馳走食わせる為に呼んだんじゃねーんだぞ！どーぞ｣


｢ご馳走ってお前これバナナしかねーじゃねーかあんま俺たちなめんじゃねーぞコラどーぞ｣


｢バナナ以外よこせやゴラァどーぞ｣


バナナ飽きたから他のくれよ。


このさい調味料でもいいからさ〜


｢俺たち真選組は今回派手に動けん、この結婚は松平のとっつぁんが動いているアレに逆らえば真選組は消される｣


お？まじで？？


潰れろよォ！


｢お前真選組潰れろとか思ってただろ｣


｢流石銀時｣


このまま潰れれば攘夷活動も楽なんだけどな〜


｢外野のお前らに頼むしかねーんだどーぞ｣


てか私真選組だから動けねーんだわ。


でも近藤さんから許可出てるんだよなぁ…


許可なんていらねーからまじで。


お前ら側じゃねーの私は。


｢ドコ産だ？どーぞ｣


｢あ？｣


｢このバナナはドコ産だと聞いているアルどーぞ｣

40話→←38話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す