検索窓
今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:62,655 hit

32話 ページ33

「ここに皿があるこれを各々自分の身体のどこかにつけてくれ、勝負は6対7のサバイバル戦この柳生屋敷全てを使ってとりおこなう、この敷地内であれはどこに行ってもいい、敵の大将の首を先に取った方の勝ちとする」


「つまりこの皿は戦でいう首級これを割られた者はその場でこの合戦勝負から抜けてもらう、だがたとえ何枚皿を割ろうと大将の皿を割らねば勝利にはならん、逆に言えば仲間が何人やられようと大将さえ生き残っていれば負けにはならん、ルールはそれだけだ後は自由」


敵の皿を割ればいいってことだな。


「大勢で1人を囲もうが逃げ回ろうがいいってわけかィ、まるで喧嘩だな、いいのか?型にはまった道場剣法ならあんたら柳生流に分がある俺達ゃ喧嘩なら負けねーよ」


「これは柳生流に伝わる合戦演習我々は年に1度これをとりおこない士気を高め有事の際幕府がため戦にはせ参じる準備を整えているんだ、柳生流がただの道場剣法でないところをお見せしよう、君達の誇る実戦剣法とやらを完膚なきまで叩き潰して全ての未練を完全に断ち切ってやる」


攘夷志士からとって柳生流は敵か。


「上等だよコノヤロー喧嘩なら負けねーぞ」


「ちょっとまて6対7ってそっちは5人しかいねーじゃねーか弱そうたってそうはいかねー」


「オイ舐めんじゃねーぞ数くらい数えられんだヨ!危うく騙されるところだったアル!」


「7対5ってこっちの方が有利だろーがァァ!!
アレ?こっちのの方が有利アル…ゴリラァァァ有利だぞどーするこれ!」


「さ…さっき言ったことは無しの方向にしろコラァァァ!!」


「さっき言ったことは無しにしろォォ舐めんじゃねーぞコノヤロー!」


君たち何言ってんの?


「先に宣言しておこう僕とこの柳生四天王この5人の中に大将はいない、我等の大将は既にこの屋敷のどこかにいる我等を相手せずそいつを探して倒せば勝てるぞ」


「なにを…」


「あっと君等は教える必要はないですよ精々僕らにバレないよう気を配ってください」


「どのみち私達はあなた方の皿を全て割るつもりなので大将が誰でも関係ありませんから」


舐めてやがるな〜


「それでは勝負開始は20分後」


「うるせー10分で始めてやるよ!!」


「しっかり準備しておいて下さい」


「するかァぶっつけで行くわボケェ!!」

33話→←31話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
67人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 攘夷志士 , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さくら。 | 作成日時:2019年2月19日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。