16話〜紅桜篇〜 ページ17
「で?わざわざ復讐にきたわけかィ、奴を差し向けたのは俺だと?」
「あれが貴様の差し金だろうが奴の独断だろうが関係ない、だがお前のやろうとしていること黙って見過ごすわけにもいくまい」
あいつの場合独断だろうけど。
それより…
「晋助!エリザベス斬るんなら飯くれよ!!!腹減ってんだぞ!」
場違いとか言わないで!?
腹減ってんだから!!!
「A!?」
ヅラ、おはよう
今朝だよ?
「お前、どんだけ飯食いてーのかよ…わかった奢ってやるからお前も戦え」
「え!?奢ってくれるの!?ありがとう!!
でも腹減ってるから攻撃してくる奴だけで勘弁して!」
優しいねー晋助は。
「Aさんってもしかして晋助様の彼女っすか!?」
ん?何言ってるのかな?また子。
ほら、新八と神楽ちゃんめっちゃは?って顔してるから。
「Aが高杉の彼女なわけあるまい」
「ヅラの言う通りAは彼女とかじゃねえよ」
「今更飯奢ってくれる奴が彼氏なわけないから
ちゃんと飯奢ってくれるんだろうな?
奢ってくれなかったらころすぞ」
「Aさんってご飯のことしかかんがえてない…」
圧倒的場違い感。
「A飯奢っくれるだけで好きになりそうな気がするアル」
神楽ちゃん!?
何言ってるの!!??
「また子、晋助とそういう関係じゃないから安心しろ」
また子に向かって微笑むとまた子は顔を赤くする。
「うるさい!」
また子、晋助のこと好きだもんね〜!!
ほんっとわかりやすい。
これには神楽ちゃんもわかったのかニヤニヤし始める。
「シミ付きパンツ〜おお?そういうことアルか〜」
「黙れ!小娘!!」
「Aさん、これどういうことですか?」
「そんなんだからいつまで経っても童〇なんだよ、メガネ」
「それとこれは関係ないでしょ!!」
「だったらお前も処〇だろうが」
「なんだと!!だったらお前も童〇だろうが!!!」
「いい加減やめぬか、今の現状わかってないのか?」
そうだったね。
…で今どんな現状?
なんもわかんねーよ。
ドゴォォォ
いきなり船が爆発する。
「貴様の野望、悪いが海に消えてもらおう」
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作者名:さくら。 | 作成日時:2019年2月19日 17時