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14話〜紅桜篇〜 ページ15

「おい、そこに隠れている奴出てこい


お前がそこにいることわかってるぞ


八神A」


…ねぇこの人今八神Aって言った?


あれ、遂に幻聴が聞こえるようになったかな、明日耳鼻科に行ってこよう。


「A、そこにいるんだろ?」


普通にバレてたわ。


「…なんで分かったの」


「会って一言目がそれとはなァ、Aがこの部屋に入ったときから気付いていた」


「あっそうですか〜」


めっちゃバレてたよ!?!?


忍び失格じゃん…


「お前は!あのときの!!」


覚えていたのね〜凄いよ褒めてあげよう。


「どうも真選組総長八神Aです、まさかてめーがこの刀を作ったとはな…良い腕してるな」


真選組総長って言っちゃったよ!!??


やばい!!!


「お前幕府の犬の仲間になったのか?」


なってないなってない!!


私晋助の味方だから!!!


「スパイだよ、でなきゃ真選組になんか入らない」


「ほぉ〜真選組のスパイね、Aらしい」


「2人はどういう関係で?」


聞くのね、やっぱり聞くのね!!!


「どういう関係でもねーよ、お前Aの正体しらねーのか」


そういうことなら。


「漆黒の夜叉桜鬼でわかる?」


そう言うと鉄矢は驚く。


「まさか貴殿が桜鬼だとは!!」


桜鬼なんだよね〜


「それでAはなんでここにいる?」


すっかり忘れてたよ!!!


「私の友達がいる」


あえてヅラのことは言わない。


「お前の友達ってあのチャイナのことか?」


「そうそう!!どこいんの?」


「知らねーよ」


「なんだよ、折角ここまで来たのに、おい晋助何か奢れ腹減った」


朝何も食べてないんだわ。


飯をくれ飯を!!!


晋助は呆れた顔をする。


「奢らねーよ、何言ってんだお前は」


「晋助は酷いな〜ヅラなら奢ってくれるのに」


蕎麦を。


ヅラって言ったら眉間にしわをよせた。


「…Aは俺のところにこねーのか?」


「ん?いや別に晋助でもいいよ、飯奢ってくれるなら」


「お前は飯奢ってくれたら誰でもいいのかよ…」


そーいうわけでもないと思うけどそうかもしれないな。


「A言いたいことがある、俺Aのこと…」


ドオオオン


大きな爆発音が聞こえる。


「ちっ」


舌打ちをし、晋助と鉄矢は何処かに行ってしまった。


晋助、何言おうとしてたんだろ?


飯奢ってくれるとか?

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設定タグ:銀魂 , 攘夷志士 , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:さくら。 | 作成日時:2019年2月19日 17時

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