第20話[完] ページ22
…お兄ちゃんどこいるの？
あんまり遠くには行ってないよね？
｢A？｣
後ろから誰かに呼ばれる。
｢お兄ちゃん！｣
振り返ってみると目に光が全くないお兄ちゃんがいた。
こわいよ…
｢あのっ！！お兄ちゃんに言いたいことがあります！！！｣
何故か敬語になってしまった。
｢…なに｣
素っ気ない返事。
お兄ちゃん私のこと嫌いなのとか思ったけど違うよね？？
｢私その今日気付いたんだけど…私沖田さんが好きなの…それであの告白しますっ！！！｣
お兄ちゃんは驚いた顔をする。
｢…そうか、あいつのことが好き、なんだな｣
お兄ちゃんは私に抱きつく。
｢…Aがあいつのところに行くのは気に食わねェがAが行くってならしょうがないな…｣
あれ、お兄ちゃん泣いてる？
え、なんで泣いてるの？
｢告白してこい。…けどお兄ちゃんの傍からいなくならないでね｣
私がお兄ちゃんから離れるから泣いてるのか…
｢お兄ちゃん、私はお兄ちゃんの傍から離れないから、沖田さんのところ行ってもお兄ちゃん大好きだから｣
お兄ちゃんを抱きしめる。
こうしてみるとやっぱりお兄ちゃんが好きなんだなって実感した。
｢ありがとう、俺もA大好きだよ、告白頑張れ｣
｢うん！｣
お兄ちゃんと別れ沖田さんのところに行く。
沖田さんどこにいるの？
約10分後…
いたよ！！
公園でサボってる！！
話しかけるのに勇気がいるのだけど…
よし！！
｢沖田さん！！｣
｢Aちゃん…？｣
アイマスクを外し私の前に立つ。
…凄い緊張してるから帰ってもいい？
｢あの、沖田さんに言いたいことがあります。私！！沖田さんのことが好きです！！！｣
言ってしまった、遂に言ってしまった。
死にそう！！
｢え？｣
｢(待って無理無理無理帰りたい！)｣
｢…Aちゃん俺のこと好きって言いやした？｣
こくりと頷く。
その瞬間沖田さんの顔は真っ赤に染まり口をパクパクしている。
それをみて私も顔が赤くなるのを感じた。
｢…ほんとに？｣
｢うん｣
沖田さんに抱きしめられる。
｢俺もAちゃんが大好きでさァ｣
｢私も！！｣
こうして私たちは付き合うことになりました！
[完]
完結しました！！
ここまでみてくれた読者様ありがとうございます！！
続く (更新停止中)
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さくら(プロフ) - 琉紀那さん» これは禿げますよ笑 発狂！！ええめっちゃ嬉しいです！！甘々を書くの練習しておきます！！ (2019年3月27日 0時) (
レス) id: f7fcbd0d98 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - モンキーリボンさん» ありがとうございます！！楽しみにしててください！！ (2019年3月27日 0時) (レス) id: f7fcbd0d98 (このIDを非表示/違反報告)
琉紀那 - さくらさん» 禿げないでくださいいいいいい笑笑 最終回で発狂しました笑 (2019年3月25日 23時) (レス) id: 8e237133b9 (このIDを非表示/違反報告)
モンキーリボン(プロフ) - 完結（？）おめでとうございます！！この後めっちゃくちゃ楽しみにまってます！！！！ (2019年3月24日 22時) (レス) id: 49fbb86dd9 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 琉紀那さん» 嬉しすぎて禿げました！！生きる気力になります！！！ありがとうございます！！ (2019年3月24日 16時) (レス) id: f7fcbd0d98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら。 | 作成日時：2019年2月15日 17時
