君想い 2

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時の流れは早いもので、気づけば季節は夏を迎えていた。




有休=ライブ参戦！！！！！！！




我々社会人ジャニオタはこうして人生に彩りを……(笑)






「由奈〜〜〜！！！！！」



由奈「A〜〜〜！！！！！」



「やっとこの日がきたーー！！！！」






朝からぎゃーぎゃーうるさい私達、、、


本当にこの歳にもなってって、お母さんにはいつも呆れられる(笑)






由奈「そんなことよりA、付き合ったって本当なの？」


「…うん、そうなの。」


由奈「ええええええええええ！？！？！？」






一気に周りの人たちにがこちらを見る






「ちょ、由奈、うるさい……」


由奈「いや、正直あまり信じてない」


「私も信じられてない…」






そう、あの日から裕太くんとは会っていない。


たまにLINEをするくらいで、今はツアーもやってるしとても忙しいみたい。





とりあえず私はカフェに強制連行された





由奈「え、付き合ったその日に？」


「そう、付き合ったその日に…」


由奈「いやいや、展開早すぎてついていけないんだけど(笑)」


「そうだよね…………」





私も未だにあれは夢だったんじゃないかと疑ってしまう。





由奈「ねぇ、一応確認しておくけどさ、遊び…とかじゃないんだよね？」





そうじゃない！…なんて言い切れなかった。


私は勝手に舞い上がって、全てを良いほうに捉えていたけど、そうだよね。必ずしも相手がそうだとは限らない。


相手が国民的アイドルであること、自分自身が今ファンとしてライブに行こうとしていること、冷静に考えればとても怖いことだった。






由奈「A？…おーーーい」


「あ、ごめんごめん(笑)」


由奈「まぁその話は後でにしよ？とりあえず今日は楽しみまくるのよ！！！！」


「そうだね！」





暗い気持ちを振り払って、私達は横浜アリーナへと向かった＿＿＿＿＿






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