君想い 2

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え…


今、キス、された…？






玉「とりあえず、リビング行こ？」






まるで何事もなかったかのように


平然とリビングに向かう玉ちゃん


私の顔は茹で上がったタコのようにまっかっか






玉「わぁ、俺がいる〜」


「あっ、ちょっ！それは見ないで///」






慌てて壁と玉ちゃんの間に割り込む


えっ……


ち、近い////






「ご、ごめん…//」


玉「んはは、Aちゃん顔真っ赤(笑)」






ニコニコと笑っている玉ちゃん


正直、玉ちゃんが何考えてるのか全くわからない…


こんなの、誰だって期待しちゃうじゃん


もう、言うしかないと思った


当たって砕けろ…だよね………






「玉ちゃん、ここ座って…」


玉「ありがと」






玉ちゃんをソファに誘導し、私も隣にちょこんと座った






「私、玉ちゃんが何考えてるかわからない……」


玉「え…？」


「なんでそんなに優しくするの？なんで…さっきキスしたの？そんなことされたら、期待しちゃうし、好きになっちゃうよ……」






また涙が溢れてきた






玉「それって…」






玉ちゃんは口に手を抑えて、キョトンとしている






玉「Aちゃん、俺のこと…好きってこと？」






そして玉ちゃんの目はとても動揺していた


やっぱりそうだよなって思って、また泣けてくる






「そうだよ…ごめんね、迷惑だよね。もう連絡も取らないし会わないからっ、だから、安心し…」






私がそう言いかけたら、ギュってさっきよりも強く抱きしめられた






玉「もう…可愛すぎるから///」


「…え？」


玉「ごめんね？たくさん誤解させちゃって」





玉ちゃんはゆっくりと身体を離し


私と見つめ合う


その視線だけで溶けてしまいそう






玉「A、好きだよ」






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