【ブルーロック】エゴイストの支柱 (ページ49)

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45話　相手を探してるページ49

人肌恋しい夜を過ごし、業務に励む。最近は慣れてきたので効率が良くなってる

「あっ、國神!千切に玲王君!」

千切と國神が組んだのは知っていたが玲王君が加わったのは知らなかった。三人ともいつかの対戦相手に向けて励んでいるようだ

「そういや、國神と千切はわかるけどここに玲王君か。組み合わせ珍しいね」

「いやこいつは」

「俺は凪に俺が必要だと言わせるために組んだ」

さっきまで普通だったのに一気に玲王君の顔つきが変わる、よっぽど凪君取られて悔しかったのかな

「そっかぁ...まぁ理由はどうとあれ頑張れ！」

おまけにタブレットを渡す。これは職員部屋で寝た時に追加で袋ごともらった貴重なおやつもどきだ

「お、サンキュ！」

そう言ってすぐに口に入れる玲王君、もう普通の顔にもどっていた

今日の夕食は久しぶりに一番進んでるところの食堂で食べる。誰か知り合いいるかな

「あ！廻じゃんおひさー」

入ったところにいたのはカレーライスを頬張る廻。自分もさっさと夕食の準備をし目の前に座る

「どお？最近の様子は」

「んー？オシャ達は試合相手探してるみたいだけどみんなから逃げられてるよ。俺は潔と戦うつもりだけど」

「潔とか！そういえば潔は凪君と馬狼と一緒にいるよ。あと一回勝てばこっちに来るね」

「そっか！早く潔とサッカーしたいな」
そう言ってまた一口カレーを頬張る

「そういえばこの後凛ちゃんとこに行って対戦するけど、どう？見に来ない？」

「そうなの!?行く行く」

廻と凛ちゃんの1on1とか見てて楽しいに決まってる。ぜひ見たい
夕食を食べ終わりトレーニングルームへと向かう廊下を歩く

「そうだ、最近誰かと寝ることが多かったんだけどさ、いざ一人で寝ると人肌恋しくなっちゃって。また凛ちゃんにマッサージ頼んでその勢いで一緒に寝ようかなって思ってるんだけど」

「えっ凛ちゃんそんなことするの!?」

意外～と廻は笑う

「まぁ初めはうちがマッサージしてあげたんだけどね。そしたらなんかされた」

「若瀬ちゃんそんなことするの！じゃあ俺にもして欲しいな、俺もしてあげるからさ」

「いいよ、じゃあ一応凛ちゃんにも頼んでみようかな。予約入れとこ」

そしてトレーニングルームにつく。凛ちゃんは一人でシュート練習をしていた

「凛ちゃーん！一人じゃん」

「ねね。廻が1on1やりたいんだってさ、それが終わってからでいーからマッサージ予約していい？」

「...後でな」

「ねえ凛ちゃん、俺と戦ろーよ楽しくなるよ♪」