【ブルーロック】エゴイストの支柱

37話　世話係 ページ41

「戦ろーぜ」

潔が糸師さんたちに勝負を仕掛ける。それに糸師さんは二つ返事で了承しマッチメイクが成立した

とは言ってもほかのステージの人のところにも行かないといけないから申し訳程度にタオルやタブレット(食べるやつ)を置いて2rdへ向かう

「あ！成早！久しぶりだね」

「若瀬！久しぶり」

久しぶりに成早を見て癒される。他の人と比べてそこまで身長差がないから落ち着くんだよなぁ...
でもその後ろにはあの馬狼がいる。ちょうど試合を終えた後みたいだ

「もしかして試合後?はい、タオル。ちゃんと汗拭かないと冷えるからねー」

たまたま持っていたタオルを渡すと顔をごしごしと拭き始めた。ちょっとリスみたいでかわいい

「はい、馬狼さんも」

流石に初対面で呼び捨てはできないので敬称をつける。でも心のなかでは呼び捨てしてたよごめんね

「おう」

ただ一言言ってタオルを受け取る。ちょっと怖いな...かわいい成早とは色んな意味で対照的だなんで組んだんだろ

ちょうどそこで潔と凪君が入ってきた。あれ...廻がいないってことは負けちゃったのか

しかも出合い頭に凪君が煽りまくってる...

「次対戦までは最低でも24時間空けなければならない...って書いてあるよーおーふーたーりーさーん！」

成早がすかさず注意事項を読んでくれた。助かる...

でもまたバチバチし始めた。そして両チームとも休息部屋に向かう
それを見送り空いていた席に座り、スマホでこの休息部屋が何部屋埋まっているか調べる。これ空いてなかったらどこで寝ようかな今日...

空いてなかった。仕方ない。職員部屋に泊まれるか日向さんに聞いてみよう

メッセで日向さんに聞いてみたら二つ返事でOKしてくれた。とりあえず寝床は確保できた
食堂に向かい、スポドリのボトル回収ついでに夕飯を済ませる

いつも通りにおかずを受け取ると変化していた。サラダチキンが豚のショウガ焼きにランクアップしてた...!

一人ぼっちでの食事を終え、ボトルを洗い給水コーナーにまとめて置いておく。次はタオル回収に行きたいけど各部屋回らないといけない。これ次からどこかにまとめて置くように指示しよう

しょうがないからカゴを持って各部屋回る。次の部屋にノックして入る

「タオル回収に来ましたーあと何か洗うものあったら入れてどうぞ」

「って潔と凪君じゃん!やっほやっほ」

二段ベットの上には凪君がもう寝ていた

「あ、ごめん大きかったね...」

ひっそりとタオルを回収してランドリーにぶち込んだ

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