智先生...！ ページ32
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あ「でね、由紀たちの勉強に付き合ってあげるの！」
智「そうか〜。あ！じゃあさ、ここで勉強会したら？」
あ「え？」
智「俺だって、大学生だよ？ 見てあげる！」
あ「じゃあ、今日皆で行くね！」
智「よっしゃ！」
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あ「というわけで、智のアトリエにゴー！」
由「本当にいいの？」
雅「迷惑じゃない？」
あ「大丈夫！ 入試までもうすぐでしょ？がんばろ！」
由「じゃあ、お邪魔します！」
雅「します！」
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智「ふふ、いらっしゃーい！」
おお！今日は勉強会仕様だ！ テーブルある！
そして...。
智のメガネ姿///
由「ちょっとちょっと！」
あ「ん？」
由「超イケメンじゃん！」
あ「えへへ、そうでしょ？」
でれでれしてると
雅「由紀には俺がいるでしょ！」
と相葉くんのお言葉。
由「そりゃあ、私は雅紀だけだから♡」
雅「へへ！」
あ「落ち着いた？ 目的を見失ってますよ？」
智「それじゃあ、わかんないとこは聞いてね」
はーい!
と皆でいいお返事。
幸先いいスタートが切れました。
雅「なんでこの公式使うの？先生こんなこと教えた？」
智「相葉くんの先生は知らないけど、教えてると思うよ」
そう言って分かりやすく丁寧に教える。
あ「ほんとかっこいいよね〜」
由「少しは勉強したら？」
あ「だって入試じゃないもん」
由「余裕かましちゃって」
あ「それほどでも」
.
智「相葉くん、ここさっきも教えたよね？」
雅「なんか応用だとわけわかんなくて」
まあ、私たちの思惑は相葉くんのための勉強会だし。
やる気になってもらわないと由紀が可哀想じゃん。
悪戦苦闘して１時間。
雅「制覇した....赤本制覇した.....!」
由「おめでとー!!!」
智「それが埋まれば入試にも使えると思うよ。」
あ「相葉くんすごーい!!」
そしてそのまま２人はいちゃつきだした。
そーっと智の近くに行き、
あ「智先生のおかげだね〜」
智「そんなことないよ、相葉くん頑張り屋さんだね」
あ「うん。いつも一生懸命でね。いい人だよ」
智「１日だけだけどよく分かったよ。彼の人柄が」
あ「もうすぐ、だね」
智「面接でしょ？頑張って」
あ「毎日ね、いうこと考えてる。眠れないの」
智「大丈夫」
そう言って、優しく私の手を握る。
智「Aなら大丈夫」
あ「ありがとう」
あなたの手の温もりを思い出して
明日も頑張ろう。
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作者名：かな | 作成日時：2014年9月15日 18時
