可愛くてかっこいい ページ19
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智「確か、推薦でも試験があるんじゃないっけ？」
あ「そ、そうなの！？」
智「実際に絵を描いたりするんじゃない？５教科はないと思うよ？」
あ「絵か..。最近、描いてないな〜。」
智「そうなんだ？」
あ「最近は、見る専門なもので。」
そう言って、ちょっとだけ智の肩にもたれかかる。
智「んふふ〜。見るのも勉強だよ〜。」
あ「きっとそうだね〜。」
智「もし、絵を描くことになったら俺が教えてあげる。」
あ「え！いいの？」
智「もちろん！あんまり下手だと、推薦無くなっちゃうよ？」
あ「それだけは困る！」
智「じゃあ、明日詳しく先生に聞いてみ？」
あ「うん。」
そのままお話して。
あ「そろそろ帰るね。」
智「暗くなっちゃうもんね。」
あ「じゃーね。」
智「待って！」
あ「んー？」
智「さよならのキス。」
あ「...ん///」
智「ばいばい！」
なんであの人は...
可愛い顔でかっこいいことができるんだろう///
-翌日-
あ「先生、私推薦うけたいです。」
先生「そうですか...。よかったです。」
あ「あの、テストとかありますかね？」
先生「いえ、ないですよ。ただ、自分の作品を持ってきてほしいということです。」
あ「なるほど...。」
先生「それと。テーマは宝物だそうです。」
宝物か。
あ「分かりました。ありがとうございます。」
先生「じゃあ、手続きしてきますね。」
.
由「私の宝物は智です///」
雅「そんな/// 俺にとってもそうだよ///」
あ「人の話を勝手に聞くなああああ！！」
由「ごめんごめん。」
雅「ごめんちょんまげ」
あ「...遺言は？」
雅「すいませんでした。」
真顔で頭を下げてくる相葉くん。
笑いをかみ殺しながら、「ん。いいよ。」
と言うので精一杯でした。
由「でー？進展はあったのかなー？」
あ「絵を教えてくれるって！」
由「へ〜。じゃあ、好き勝手出来るじゃん。」
あ「どーしてそうなるの！」
由「受験のためなら、遅くなっても大丈夫でしょ？
だったら、今までできてないことできちゃうよ？」
あ「///// しないから！ばか！」
これから、会いに行くって言うのに...。
思い出したらどうすんの！？
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作者名：かな | 作成日時：2014年9月15日 18時
