9人を照らし続ける太陽 Ⅶ (ページ8)

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いけにえ村ページ8

(所々端折ってます)(ほぼ春咲メイン)

今日は10人で地方ロケ

楽しみで昨晩だいくんと二人でお布団の中でロケの合間散歩したいねって話しててあまりよく眠れなかった

深「えー、早速あくびしてる人いますけど大丈夫ですかー？(笑)」

『え？誰？』

岩「お前だよ(笑)」

深「なに？寝れなかった？」

『昨日の夜から楽しみすぎて寝不足です！(笑)』

オープニングトークも程々に何故か全員スマホを回収されてしまい少し憂鬱になる

そして、順調に撮影も進み今日の宿に案内される

『おふろーーーー！！！』

佐「超元気じゃん(笑)」

『んにゃはは！！だいくんおふろー！』

岩「A～先温泉行って温もってゆっくりしとけ～、」

『はーい。お風呂出たらこのお部屋だよね？』

宮「うん。もし迷いそうだったら男湯の前に居てね？」

そう心配そうな眼差しを向ける涼太くんにりょうかーいと間延びした声で返事をして一人スタッフさんに案内されて女湯に移動

『めちゃくちゃいいお湯だ～…』

のんびりと温もっていると露天だからか隣の方から賑やかな声が聞こえてきた

入所したての頃はまだ10歳ぐらいだったからその時はまだ高校生だったお兄ちゃんに連れられてライブ終わりのシャワーは一緒に入ってたりしたなぁ…

今思うと恥ずかしいけど、

ある程度体が温まったのでお風呂から上がると隣から

「Aかわいすぎない？」

そんな声が聞こえて思わず脱衣所までの足が止まる

いやいや、撮影中じゃ？

でも、流石に撮影中にそんな事は言わないだろうからきっと終わったんだろうなぁと思いながら耳を傾ける

「可愛すぎてまじで死ぬ」

「お前ほんと最近リミッター外れてない？」

「いや、ほんとに可愛いよ？寝顔見た事ある？」

聞き慣れたふたつの声が主に聞こえてきて

ラ「え？ありますよ？楽屋で寝てるじゃないですか」

佐「バカだなぁ！家で寝てる時の顔がいっちゃん可愛い」

岩「佐久間ガチじゃんｗｗｗ」

ひかるくん筆頭に何人かがだいくんをいじり始めて、そして

佐「当たり前じゃん。何年好きだと思ってんの」

そう、真剣なトーンで言ったのが耳に入ってきて恥ずかしくなって脱衣場への足を進めた

あんな話をするんだ、私のいない所で、と嬉しい反面出た時恥ずかしさでどう顔を合わせればいいのか戸惑ってしまう

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