末っ子のもう一人ご存じですか？？ (ページ14)

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それから何分が経っただろうか、私が落ち着いた頃には既にみんな病室に戻ってきて

『…っ、ごめん、…なさい、』

田「いい、から…お前は悪くないから…、」

『でも、』

森「みや、お前は何も悪くないんだって」

確かに私は悪くないかもしれない、不運な事故として片付けられるのかもしれない

でも、

岩「ジャニーさんも事情知ってるから厳重注意だけで済むんだから、何も気負うことねぇって」

あの男の人達をまぁボッコボコにした樹とお兄ちゃんと北斗。ゆごくんときょもとジェスは3人を止めるのに必死だったらしく主に前者3人が上から怒られる羽目になった

ジャニーさんも警察の方からきっと伝えられただろうから軽めに済んだものの、相手がもし再起不能になってたらまた話は別

岩「ごめんな、不安にさせて」

松「俺のみやのこと触ったのがわるい」

『お前のじゃないし私彼女じゃないんだってば』

ジェ「DAHAHA!!…まぁみや、少し仕事休みなよ」

ジェスの言葉が病室に静かにこだました

嫌だよ。休まないから私。

そう伝えれば全員困った表情を浮かべて、

仕事をさせてよ、私のいる意味無くなる、

『お願いだから……』

京「みや、休んで…。いいから、お願い。」

『…大我くん…、』

必死に休めと言ってくる彼ら、

何故か私が要らないと言われてる気がして

高「みやはさ……どうしたい？」

そんな私を察してか優しい心地いいトーンで私の目線に合わせてしゃがんで聞くゆごくん

『…私は、』

" お仕事がしたい "

そう言うとシン、と静かな病室の空気が更に重たくなる

田「…おれ、…みやの意思をさ尊重したい…尊重したいけど…っ、」

松「…やだ………みや気づいてる？…加入してからどんどんやつれてるんだよ？」

京「みやをそうしたのは俺らの責任なの、だから…少しだけ休もう？」

『違っ、みんなのせいじゃ…』

私の気持ちが弱かっただけ

彼らのせいじゃない、なのにそう思わせてしまったことが辛くて、

ジェ「…ならさ、退院してさ、一週間だけ仕事して考えない？」

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