検索窓
今日:16 hit、昨日:20 hit、合計:392,080 hit

. ページ13

.









森「んじゃ俺ら外で待ってるからお話終わったら呼んでね」






警察の人が3人来てお兄ちゃんと樹以外が病室から出た






警察「あったこと全て話せますか?」





幸い来てくれた警察の方は全員女性だったので






『…はい。』




警察「じゃあ、ゆっくりでいいので話せる事を教えて下さい」







『…あそこで最初は撮影をしてたんです…、違和感に気づいたのは打ち合わせの時で、撮影始まって時間が経つにつれてカメラマンさんの要求が酷くなってきて』




警察「…例えば?」





『最初は普通だったんですカメラ目線でとか自由でいいよとか、でも途中からシャツのボタンを外すように指示が来てまぁ、これくらいならって思ってやっていたらシャツをはだけさせようかとか最後には…シャツを脱いでって』




岩「っ、、」




『それで気づいたらスタジオにはメイクさんも誰も女性スタッフが居なくてあぁ、嵌められたのかなって、その後恐怖で意識を一回失っちゃって』








私の手をぎゅっと握りながら座って俯く樹と歯を食いしばって聞いてるお兄ちゃん







この二人いてよかった、私平静保ててる







『次に目が覚めたら場所は変わらずスタジオで、それで目の前には赤いランプが点滅している収録時に使われるカメラが一台と周りに何人かの男の人がいて、手足が拘束されてて、私は下着姿…、この時に私あぁヤられるんだなっては思わなかったんです』





警察「…?」






『明らかに男の人達の目が性i行為目的じゃなくて、直感的にこの人達は別の目的があるんだなって』






田「みや、?」





『気づいたら刃物で下着ごと切られて血が出てきて、』




岩「…」





『ここで弱くなったら負けな気がしてわざと煽るようなことを言ってしまって、でもそうでもしなきゃ殺されるかもって思ったんです…それでまた切られて…その時に仲間が助けに来てくれて』







一通り話し終えたら私より酷い顔で泣き出した樹






田「辛かったな…ごめんな、ほんとに…ほんとにごめん、」





『じゅ、…り……』




彼の温かさに包まれた瞬間我慢していたものがプツンと切れて子供のようにわんわん泣き出した







その後中々泣き止まない私の代わりにお兄ちゃんが警察の方と話をしていて





職業柄表には出さないようにしてもらい水面下で事を運ぶことになった









.

.→←無機質



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (375 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2207人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年9月23日 21時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年9月22日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。