検索窓
今日:4 hit、昨日:10 hit、合計:14,047 hit

大好きを大切に1 ページ16

Aside






「よし、ゴツモンを取り返せた!」



「デジモンカイザーの奴、今頃悔しがってるだろーな!」



「うーん…」



《タケル、どうしたの?》



「なんか、簡単すぎるんだ。さっきの様子だとずっといないような…」



「何処か別の場所へ行ってるって事か?」


「…多分ですけど…?」



「なるほど。もし何処かへ行ってるなら、一体何処へ向かったかが疑問となります。」





私達は、そのエリアで逃げ切れたデジモン“ゴツモン”と出会い事情を聞いて、デジモンカイザーの要塞と仲間の黒いリングの破壊に成功し逃げてきた所なの。


「テイルモン?」


《あの塔…前のエリアにも建っていた…》


『そういえばそうね。』


《A、見覚えは?》


『見覚えあったらすぐに言ってるよ。』



《そうか。やはり気のせいだな!》




そう、一つ説明しとかなきゃ!
パタモンとテイルモンがアーマー進化出来るようになったんだよ!


太一が部活の練習試合に出てたから、応援しに行っててその時にそうなったみたい…。
太一から聞いた時ビックリしたもん!






話しは変わり、太一達はゴツモンを現実世界に連れて行く事にした。



ま、光四郎と都ちゃんが驚くのも無理無いけど…。
対策がモニュメントって…斬新よね…!




「しばらく都さんのデジヴァイス、貸してくれませんか?」


「え…どうしてですか?」


「そのデジヴァイスでゲートが開く事は、よもや疑い無いですよね?」


「あぁ、少なくとも俺達のじゃ開かないしな…」


『だね。ひかり達に付いて行く事しか出来ない…』



「なので、それを調べる為に貸して頂けませんか?」



「分かりました!」



「今日はもう解散だな。ゴツモン、大変だろうけど頑張れよ!…すぐに俺達が取り戻してやるからさ!」


《うん!》





廊下にて。

「Aさん、明日空いてますか?」



『空いてるけど…どうしたの?』


「実はお兄ちゃんライブなんですけど…誰も誘って無いみたいだから!」


なるほど…お兄ちゃんをビックリさせようとしてるんだ。



『いいよ!明日何時に何処?』



「場所は、お台場DWホールですよ!時間は、朝10時前に待ち合わせましょう。」


『分かった!楽しみ!』



この時のタケルの笑顔が、まさか悪戯の笑顔だったのを私は気付かなかった。

大好きを大切に2→←心の絆を勇気に変えろ7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:デジモンアドベンチャー02 , 太一 , ヤマト   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夜桜姫 | 作成日時:2020年4月10日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。