コロシアム ページ4
サボside
俺達はコロシアムに到着し、エントリーシートに偽名を記入し入った。
フード付きマントを着てるから見えはしないからな。
「ワクワクするな？」
「まぁ…そうじゃねぇと言えば嘘だけどよ…もう少し自重しろよ？」
「わーってるよ！」
「おー、ごついのがたくさん居やがるぜ！」
「ったく、エース…」
「サボ…。」
後ろから声が聞こえ振り向くと、ハックとダーウィルが居た。
「ハックとダーウィル。…で、収穫は？」
「見つけられませんでした。」
「じゃから、サボに任せようと思ってな。」
「へっ、決勝まで残れってか？…仕方ねぇな！」
「俺も参加した方がいいのか？」
「んや、ダーウィルとエースは棄権して此処を詳しく探ってくれ。」
「…分かったよ。危なくなったら出るからな？」
「ふっ、そうならねぇように頑張るよ。」
「それからな…」
二人はいつもよりソワソワしてた。
理由を聞くと、顔を見合せ重い口を開けるように話した。
「実はな…今回のコロシアムの景品じゃが……」
「…驚かないで下さいよ？」
「…“メラメラの実”だ。」
その瞬間、俺達は固まった。
なにせ、エースの実だからだ。
「世間では、君は死んだ事になってるからな…」
「…俺は一度死んでるから、メラメラの実も再生した…サボが食べてくれるか？」
俺は、只々固まるしかなかった。
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Rain - このお話大好きです！！無理のない程度で頑張ってください！！ (2020年7月23日 15時) (
レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
影夜 樹(プロフ) - 最高ですね！所々の展開が好きです！ (2019年12月20日 3時) (レス) id: f9b3442272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜姫 | 作成日時：2019年12月4日 18時
