記憶の嘘5【サボ】 (ページ2)

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出会いページ2

NO SIDE

ここはコルボ山。

「やだよ、じーちゃん！！」

「ったく、赤髪に言い寄られおって！」

「俺は海賊になるんだ！！」

「お前は立派な海兵になるんじゃ！ルフィ！！」

一方、Aとエースはサボと一緒に熊と戦い勝ったところであった。

『…エース。何か聞こえなかった？』

「気のせいに決まってるだろ？…んじゃ、サボありがとな。」

「食いてーけど、行けねぇもんな？」

『じゃあ、外に置いておくから食べてよ。』

「本当か！よしゃ！Aの料理は上手いもんな！！」

『て、照れるよ…！』

「じゃ、行こうぜ。」

『うん！！』

帰ってみれば、案の定知らない男の子が。

『エース。あれ、おじいちゃん。』

「あぁ。ジジイだ。ったく、関わりたくねぇな。」

『…同感。』

エースは熊を地面に置き、上に飛び乗った。
そして、蝶を追いかけるルフィに唾を吐き付けた。

「げっ、唾！汚ねぇ！！誰だ！！」

「エースにA！帰ってたのカ！！」

「おー、二人とも元気そうだな！」

「ルフィ、こいつらがエースとAじゃ！お前と3つ年上だ。仲ようせい！」

仲良くするの？
エースとサボ意外信用できない…。

「平気だ。Aは無視してろ。」

優しく耳打ちしてくれたエース。
小さく頷き、そのまま中へ入っていった。