土方の妹は巫女である。【銀魂】

二本の怪我は恐怖の印！ ページ15

総悟side


土方さんの後に入ったら、Aが倒れてた…
血の海の中…


「トシ！…これは！」


「…A…」


あの鬼の副長の土方さんが恐れを見せてる？
ま、俺も言えねぇけど…



「…局長、Aちゃんの呼吸！微弱ですがあります！生きてます！！」


山崎は大声で叫んだ。嬉しそうに。
殺してやりたいが、今はAの無事を喜ぼう。




大江戸病院に来たが…


…このまま帰ってこなかったら…なんて。
俺らしくねぇことを口にした。


「トシ、話しといた方がいいんじゃないか？」


「…近藤さん以外には話さねぇよ…」


「…土方さん、隠し事ですかァ？」


「そうだな…」


「またあんたは、そうやって抱え込むんすか！？…Aもだ！」


「そうだな、大事な事は話そうとせず抱え込む。よくないぞ、トシ？」


「その結果がこの様だァ！」



Aが大事だ…だから次はそいつら殺してやるんだ！


「総悟、殺気を押さえろ。」


近藤さんの一言が俺に放たれた。
無意識で出てたらしい。



「…じゃあ、俺が聞いたのを全部話す。捕捉は自由にやってくれ、トシ。」



「あぁ。」



土方さんはタバコを吸い始めた。



「土方このヤロー、病院でタバコは厳禁だぜェ？」



近藤さんはお構いなしに話始めた。

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