記憶の嘘【サボ】

再会パート2 ページ4

Aside


サボが二人を呼びに行っている間の事。


「…で、どうだ？サボは？」


『…成長してた…ねぇ、ルフィ達には言った方がいいかな？』


「いや、言わない方がいいだろう…？」



『どうして？生きてたーって嬉しくて喜ぶのに！』



「…ここは秘密なんだ。ばらす気か？」



あっ！と気付いた私。
そうゆうことなら仕方ない…



兄弟に隠し事をする事に…




『…でも、話して良かったの？…私のこと？』



「サボだけというのはな…いつか狙われたら最悪だ。」



『そうだけど！』



「お前は、世界政府を恨んでいる…ここでは好都合だから来たのだろう？」



『…バレてる…さすがお父さんね？』



“コンコン”



あれ？ノックした？
さっき、サボしなかったのに…


「失礼します！」「失礼します！」


女の子と魚人の人が入ってきた。
その後ろにサボが入ってくる。



強そうだな…
この人達とチーム組んでるんだ。


「今日から、ここのメンバーに入れようと思う…Aだ。仲良くしてやってくれ。」



「この子が…」
「この子が、Aちゃん！！」


女の子の方が目を輝かせた。



そのまま抱き締められ頬をすりすりさせられた。…可愛い…



「で、話しときたいことって？」



「…実はな、Aと私は実の親子ではないんじゃ…利害の一致で親子関係となった。」



サボ達は驚いていた。


これは昔でも話したことがないから。
知ってるのは、私とお父さん、それからおじいちゃんと極僅かな革命軍の人だけ。

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