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と、言うことで私は五条先生に術式について聞くところです。
他の1年生は教室に戻っていった。
五条「で」
お屋敷の和室みたいなところに着いた途端、ちょっと低めの声が聞こえた。
五条「まだ何も思い出せない?」
A「え、思い出すって」
五条「うーん、色々」
い、色々.........?
A「術式の事だったら忘れたとかじゃなくて知らないの方が正しいんですけど」
五条「うん、知ってる」
え、五条先生に教えてたっけ?
五条「唐突だけど 僕はAのことを昔から知っている」
A「え、昔から?」
五条「.........10年間ずっと探してたんだ」
10年前って言ったら6、7歳くらいだ。
その時の私は五条先生に会ってたのか?
五条「混乱するよね。本当はもっと先に言おうと思ってたんだけど、明日の任務でAが死んだら また探さなくちゃいけないし」
そう言ってブツブツ続けている。
A「いや、死んだらって........」
五条「良い?落ち着いて聞いて」
五条「僕とAは同期だったんだよ」
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作者名:あいすくりーむこーん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2022年2月19日 16時