13 ページ13
真希「そういえば、私らの名前言ってなかったな」
A「えっ、あ。そうですね。教えてもらえませんか・・・」
まさか、「知ってます」なんて言えねえ。
真希「と、言おうとしたが、その顔。知ってるな」
A「へっ、いや、まさかぁ」
図星です・・・。
伏黒(怪しい)
釘崎(絶対知ってる顔ね)
パンダ「図星か?」
A「い、いや。その・・・はい」
2年生、勘が鋭くて逆に尊敬。
見事に言い当てられた私は、言い訳を必死に考えた。
A「あ!去年の百鬼夜行の話が家で話題になってたんです」
パンダ「ふーん」
あ、これ信じてないな。
真希「だったらなんでさっき、教えてくださいなんて言ったんだ?」
狗巻「ツナマヨ」
予想外の言葉にもっと焦る。
A「ああ・・・えっと。初対面の人に「知ってるので自己紹介大丈夫です」とか言ったらもっと怪しまれるんじゃないかなぁって」
真希「・・・それもそうか」
あ、ノリでいけた?
でも、一年ズの方は・・・顔がもう信じてない。
言い訳part2考えないと・・・。
157人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あいすくりーむこーん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2022年2月19日 16時