… ページ6
───京本side
すやすやと俺の膝枕で眠る疾風。
背は随分前に抜かされていて、たくさんの作品に出ているこの子の知名度はきっと俺よりもある。
未だにJrなのが不思議なほど、実力がある弟分。
Jrの中で今やもう最古参に位置するらしく、この子はいつの間にか多くの重責を担っているんだと思う。
美 少年のメンバーを信頼してないわけじゃないだろうけど、疾風の性格上弱音をあまり吐けないだろうから。
俺が少しでも弱音を吐ける場に、強がらずともいい場所でありたい。
普段凛々しくかっこいいこの子の寝顔は小さい頃と変わらずあどけないままで、それに少し安心感を憶えた。
松村「かわちい…」
田中「んねえ…」
ジェシー「もちもちだあ…」
森本「んははっ、きょもの周りなんかたくさんいるね」
�眞蓮屮妊�いのが集まってんな」
美 少年というグループ名に違わず、誰もが見惚れるほどの美少年いや今はもう青年？になった疾風だけど、俺達からしてみればずっと可愛い弟だから。
俺達SixTONESは自他ともに認めるほど疾風を溺愛している。
違うグループで、先輩で、年上でっていう上ならではの溺愛方法だから美 少年のメンバーとはまた違うんだろうな。
『ん、ん……？』
田中「あっ、疾風起きたの〜？」
『ん〜……じゅり？』
松村「北斗もいるよ！」
『ほく、？』
寝起きの疾風が舌っ足らずに名前を呼ぶ。
可愛くて仕方がなくて、俺も俺もと全員が名前を呼んでもらうのはいつものこと。
『んふ、たいがぁ』
京本「ん"っ！！！！」
すりすりと俺の腹に擦り寄る疾風が可愛すぎて爆発しそう。
そのまま頭をぎゅっと抱きしめると嬉しそうにころころと笑う俺の弟。
森本「よーし撮れた！Jrのマネに確認してストグラムのストーリーであーげよっと！」
松村「どっから撮ってた？」
森本「樹の名前呼ばれるところから！」
田中・松村「言い値で買う！！！！」
ジェシー「いいね？」
�眞蓮屬◆次△修蹐修輙儖佞靴蹇次�
京本「疾風も行こうね」
『ふあ、いく…』
�眞蓮嶇△譴討韻覆い�ら戻してきなさい」
仕方がないから俺、樹、北斗、慎太郎の4人と疾風を美 少年の楽屋に連れていく。
ゾロゾロと俺らを引き連れて歩く疾風は上機嫌だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜 | 作成日時：2023年11月14日 1時
