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ココ疾風
赤でも青でもなく唯一の黒房。
カナサシと同じく少年兵として戦場にいた。
特別待遇を受けていて特に縛りはなく、いつも自由に過ごしていた。
タイショーの兄貴分だった。
戦争直後に2人で交わした「生き残って、またバカ騒ぎしよう」は、監獄で一緒になったことにより達成したものの、タイショーの死で終わりを迎えた。
ココとの本来の距離感を思い出したタイショーが疾風とひとこと呼んだところで事切れた。
看守チイノが看守長や監獄の在り方に不信感を募らせていることを察知し、ゆっくり懐柔して動きやすいようにしていたらしい。
出所後はこじんまりとしたカフェを営んでいる。
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作者名:桜 | 作成日時:2023年11月14日 1時