ガムキスしないと出られない部屋 立花 ページ45
リクありがとうございます
胡座をかいて口を動かす仙蔵。普段の冷静で優秀な仙蔵とは似つかない崩した姿勢。下級生の前では絶対見せないだろう。ある意味これは信頼されてると思っても良いのだろうか。
そんな事を考えていれば、仙蔵の口から風船のようなものが現れた。一瞬身構えたがよくよく見ればそれはガム。ずっと咀嚼していたのもガムだったのか。
「……何でガムなんか食べてるの？」
私の問いかけに仙蔵は答えず、顔を動かす。視線の先には当然看板があって、��ガムキスしないと出られない部屋��と書かれていた。
「ガムキス……」
「あぁそうだ。って事でさっさと終わらせよう」
「うわびっくりした…」
突然目の前に立つ仙蔵に驚く。再度ガムを膨らませた仙蔵は私ににじり寄ると、手を伸ばした。思わず目を瞑れば後頭部を優しく撫でられる。
「ん」
膨らませたガムを突き出し私を見つめる仙蔵。意図が読めず首を傾げれば、柔らかい感触が唇を襲った。
いきなり押し付けられたガムに驚いて口を開けば、ガムが口内に入る。そしてさも当然かのように仙蔵の舌も入って来た。
既に味気の無くなったガムに顔を顰めれば、仙蔵は不敵に笑う。ただの柔らかい固形と化したガムを仙蔵は攫うと、ようやく私から離れた。
「ガムの味はしたか？」
「全く。仙蔵がずっと噛んでるから…」
「何だ？味がしていれば良かったのか」
「そういうわけじゃなくて！」
「＿＿まぁ前回よりはマシだろう」
「前回…」
6年生全員と閉じ込められた日を思い出す。あの時は全員と接吻をして、誰も彼も激しいものだった。ただの接吻なら許せるのに、みんな舌を入れてくるから…！
「せっかく忘れようとしてたのに…」
「それは困る。Aに忘れられないよう濃いものにしようと思ったのだが」
「そんな事しなくてもいいの！」
そう怒れば仙蔵は口に手をやりながら笑った。そのまま手際良く扉を開けると先に出るように促す。
「まぁそう怒るな。綺麗な顔が勿体ないぞ」
「……しんべヱと喜三太呼んで来ようか」
「それだけはやめてくれ」
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ツナマヨ(プロフ) - 更新お疲れ様です！リクエストなのですが尊奈門であーんをしないと出られない部屋をお願いします (3月1日 23時) (
レス) id: 4e6b57cb3e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - リクエスト失礼します。高坂陣内左衛門で媚 薬お願いします！ (2月4日 18時) (レス) @page46 id: 09b330d235 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - 返信遅れてすみません｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - わざわざ教えてくださりありがとうございます｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの作兵衛(プロフ) - 幽霊さん» 「閉じ込められた…？」になっております。ログインされてないと閲覧出来ないのでログインする事を推奨しています🙇 (1月13日 7時) (レス) id: 8a20bca9f6 (このIDを非表示/違反報告)
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