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そんな文次郎を引き剥がしたのは仙蔵だった。何も言わないが滲み出る威圧は私でさえ怖い。文次郎も畏怖を覚えてそそくさと後退していった。


「文次郎は一言多いが、私もお前の警戒心の無さには何度も危惧を覚えているぞ」


冷たく言い放った仙蔵は私の腰を抱いて引き寄せた。顎を掬われ接吻される。いとも簡単に舌が入り込み、まるで蛇の如く舌が暴れる。歯列をなぞられ、その感覚に鳥肌が立った。


「あぁ、お前は本当に可愛いな…」


「やっ……耳元で言わないで……」


「ん?どうした?」


わざと耳元で話し始める仙蔵の胸元を押す。余裕そうに笑った仙蔵は、頭を撫でて5人の元へ歩いていった。



「ようやくAちゃんに接吻できるなぁ」


張り詰めた空気を壊すように笑顔の伊作がやってくる。そんな伊作もどこか怖い。


「優しくして下さい…」


「そんな事言われると、別のことを考えちゃうからやめてほしいな」


「別の事……?」


「あー…何でもないよ。じゃあしよっか」


伊作はそう呟くと私に近付いた。伊作の手が後頭部に周り唇を押しつけられる。ただひたすら唇を押し付けている時間が流れている。息が苦しくなり口を開ければ、待ってましたと言わんばかりに舌が乱入した。


「あっ……いさ、く…」


「ん…Aちゃん……」


離れた舌にはどちらの唾液か分からないものが付いている。伊作は親指で唾液を拭うと、不敵に笑って留三郎の元へ歩いて行った。



「ようやく俺か…」


「…留三郎は皆みたいに意地悪しないよね…」


「いやするが」


「え」


何の悪気もなくそう言い放った留三郎は、唇をなぞると接吻してきた。手を絡めてきて、更に音を遮断する様に片耳を覆われる。しどろもどろになっている私を無視して、そのまま舌を入れてきた。耳を塞がれてるため、より鮮明にその音が脳内に響いてくる。


私はずっとこんな音を立てていたのかと思うと恥ずかしくてたまらない。
なにより皆の接吻がどれも凄くて、拒まない自分が一番恥ずかしかった。


逃げようとする私の舌を追いかけて絡めたり吸ったりする留三郎。満足したのかようやく解放してくれた。



「終わったか?」


小平太は待ち飽きたのかくるりと振り返ってそう尋ねた。


「A、頬が赤いが大丈夫か……」


「だ、大丈夫だから……!私先に出るね!」


やだ、私どんな顔してるんだろう。とてもじゃないけど見せられない。こんな顔、見せたくない…!!

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ツナマヨ(プロフ) - 更新お疲れ様です!リクエストなのですが尊奈門であーんをしないと出られない部屋をお願いします (3月1日 23時) (レス) id: 4e6b57cb3e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - リクエスト失礼します。高坂陣内左衛門で媚 薬お願いします! (2月4日 18時) (レス) @page46 id: 09b330d235 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - 返信遅れてすみません。 (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - わざわざ教えてくださりありがとうございます。 (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの作兵衛(プロフ) - 幽霊さん» 「閉じ込められた…?」になっております。ログインされてないと閲覧出来ないのでログインする事を推奨しています🙇 (1月13日 7時) (レス) id: 8a20bca9f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無しの作兵衛 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2023年8月15日 20時

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