接吻しないと出られない部屋 6年 ページ43
リクありがとうございます
終わった、絶望というのはこの事を指すのだろう。私を見下ろす6人の影。怖くて見上げる事が出来ない。何かの手違いで扉が開けば良いのに。
「……A。良いか？」
仙蔵の声色は優しい。でもどんな表情をしているのだろう。決してそちらを見る事なく首を横に振る。
「どうしても、か？」
「………接吻してるところを他の人に見られたくない」
「なら私たちは見ないようにしよう。約束する」
「…絶対？」
恐る恐る顔を上げる。みんなの表情はどこか柔らかくてあまり恐怖は感じない。これでも6年間一緒だったんだ、信じよう。皆が頷いたのを確認して、私も同じように頷いた。
「じゃあ私からいくぞ！」
小平太がそう言うと他の5人は壁の方を見る。小平太はそれを横目で確認すると、私を引き寄せて唇を押しつけた。
呼吸をする為に僅かに開いた隙間から小平太の舌が乱入する。驚いて身を引いた私の腰をぐっと押しつけて、小平太は更に舌を絡めてきた。
「んっ……こへーた……」
「っAは可愛いな……」
耳元で聞こえる低い声に顔を背ければ、小平太は笑いながら私を解放してくれた。
次にやってきたのは長次。私の頬を人撫でして、恥ずかしそうに一言、いいか？と尋ねてきた。小さく頷けば長次の顔が少し怖くなる。大きな手が私の目を覆い隠し、そのまま優しく接吻をされた。
「A、口を開けてほしい……」
「へ……ぁ…」
舌が絡められる。決して荒々しくなく優しいもの。さっきの小平太とは違う。
「……すまない。忘れてくれ、とは言わない…」
そう小さく呟くと、耳を赤くして踵を返していった。
「＿＿＿なんでそんな乱れてんだ」
「ちが、そんなんじゃ」
「はっ、どうだか。そんな顔で言われても説得力ねぇぞ」
眉間に皺を寄せた文次郎は、弁解の余地もなしに唇を押しつけた。直後に入ってきた舌は執拗に動いてくる。思わず文次郎の服を握り締めれば、大きな文次郎の手が重なった。
何が忍者の三禁だ…！そんな思いを込めて睨んでみれば、逆効果だったのか更に動きが早急になる。
「あまり煽るな……止められん…」
「煽ってなんかないもん…」
「それを煽ってるって言うんだよ……！」
小声で押し問答をする。接吻など忘れ、お前は警戒心が足らんなど、いつしか説教の時間になっていた。
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ツナマヨ(プロフ) - 更新お疲れ様です！リクエストなのですが尊奈門であーんをしないと出られない部屋をお願いします (3月1日 23時) (
レス) id: 4e6b57cb3e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - リクエスト失礼します。高坂陣内左衛門で媚 薬お願いします！ (2月4日 18時) (レス) @page46 id: 09b330d235 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - 返信遅れてすみません｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - わざわざ教えてくださりありがとうございます｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの作兵衛(プロフ) - 幽霊さん» 「閉じ込められた…？」になっております。ログインされてないと閲覧出来ないのでログインする事を推奨しています🙇 (1月13日 7時) (レス) id: 8a20bca9f6 (このIDを非表示/違反報告)
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