接吻しないと出られない部屋 5年 ページ42
リクありがとうございます
「A先輩、深い方と普通の接吻どちらが良いですか？」
三郎の訳のわからない質問を咎める者はいない。いや、なんで？一番の良心である雷蔵を見たが、なんとも思っていないのか、はたまた悩んでいるのか何も言わない。
「ふ、普通の接吻にして下さい…」
震え声で答えればつまらないと言いたげに三郎は肩をすくめる。というか全員残念と言いたげな顔だった。
「じゃあ俺からしていいー？」
「なら勘右衛門からで」
「…い組からで良いんじゃないのか？兵助、次に三郎か雷蔵、最後に俺で」
実習の作戦を考えるかのように話し合う5年生。とりあえず最初は勘右衛門に決まったようだ。その後は兵助、雷蔵、三郎、八左ヱ門。
じっと此方を見てくる5年生たちに、見られるのは嫌だと伝えれば目線を外してくれた。
私の横髪を耳にかけた勘右衛門は、私にしか聞こえない声で始めますねと呟いた。
ゆっくりと唇が押し付けられる。勘右衛門の舌が唇をなぞったり舐めたりする。少しでも隙間をあければ舌が乱入してきてそうで怖い。
「兵助〜！俺終わったから良いよ」
壁を見つめていた兵助が振り返る。勘右衛門と入れ替わるようにやってきた兵助は私の手を掴んで、良いですか？と尋ねた。
小さく頷くと兵助は顔の角度を変えて接吻をした。それはとても長い。ギュッと唇が押し付けられると、兵助は名残惜しそうに離れた。
次にきた雷蔵は恥ずかしそうに私を見ている。おいで、と声を掛ければ素直に近付いて来た。優しく押しつけられたその唇はとても柔らかい。頬をそっと触れられ、それに驚けば雷蔵はすぐに離れた。
そして問題の三郎。ニヤニヤとした顔で見る三郎に腹が立って仕方がない。さっさと終わらせるよ、そう小声で囁けば、何もそんな急がなくてもと呟かれた。
三郎の手が腰に回る。手に力が入ると同時に唇を押しつけられた。
誰よりも体が密着して恥ずかしい。三郎を睨みつければ相変わらずのしたり顔で離れていった。
最後は八左ヱ門。私の唇を指先でなぞると、齧りつくように唇を押しつけた。後頭部を抑えられ、中々離れられない。目を開けて八左ヱ門を見つめれば、顔を真っ赤にしてそらされた。
……なんだかとても疲れた気がする。4年生に続いて5年生なんて。もしかして6年生もある？
そんな嫌な予感は、悲しいことに当たることになる。
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ツナマヨ(プロフ) - 更新お疲れ様です！リクエストなのですが尊奈門であーんをしないと出られない部屋をお願いします (3月1日 23時) (
レス) id: 4e6b57cb3e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - リクエスト失礼します。高坂陣内左衛門で媚 薬お願いします！ (2月4日 18時) (レス) @page46 id: 09b330d235 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - 返信遅れてすみません｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - わざわざ教えてくださりありがとうございます｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの作兵衛(プロフ) - 幽霊さん» 「閉じ込められた…？」になっております。ログインされてないと閲覧出来ないのでログインする事を推奨しています🙇 (1月13日 7時) (レス) id: 8a20bca9f6 (このIDを非表示/違反報告)
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