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振り返って見てみればそこにはタカ丸さん。喧嘩をしている滝夜叉丸と三木ヱ門、そして鼻血を出して床に突っ伏してる守一郎なんて見えませんと言いたげに近付く。


「じゃあしよっか」


そう満面の笑みで呟くタカ丸さんが今はとても怖く感じられた。腕を引かれてすっぽりとタカ丸さんの中に収まる。顎を掬われてタカ丸さんの唇が徐々に近付いてきた。



「……かわいーね、Aちゃん」


「ぁ……タカ丸さ……ンッ」


タカ丸さんの優しい低音の声が耳元で聞こえる。チュ、という音をわざとらしく立てて接吻を終えたタカ丸さんは、そこにいるであろう喜八郎の方に私を押した。



「長いです。待ちくたびれました」


「だって……仕方ない…」


「でもいいです。__A先輩の最後が僕で終わるなら」


目を伏せて喜八郎はふっと笑うと、両頬に触れた。穴を掘っている時の様なイキイキとしたその目に釘付けになる。かと思えばグッと引き寄せられて唇を押しつけられた。


閉じられている唇をこじ開けようと舌が奮戦するが何とか耐える。争っている滝夜叉丸と三木ヱ門に助けを求めるため目線で訴えた。


「こらっ!喜八郎!何してるんだ」


「うるさいなぁ……良いところだったのに」


滝夜叉丸に向かって喜八郎が舌を突き出す。寧ろ私は助かった。滝夜叉丸が気付いてくれなければ……。


「A先輩大丈夫ですか?」


心配そうに三木ヱ門が顔を覗き込んでくる。コクコクと頷けば、ホッと息を吐いた。


「A先輩、良かったらこれから食堂行きませんか?!みんなで!!」


守一郎のその提案に争っていた滝夜叉丸と喜八郎の動きが止まる。それは名案だねぇ、とニコニコした笑顔でタカ丸さんが同意した。


「うん、良いよ。ちょうどお腹空いてたから」


「やった!!なら早く行きましょ!!」


守一郎が手を掴んで走り出す。もう片方の手を三木ヱ門が掴んで一緒に走り出した。


「……タカ丸さん行きましょ〜」


「うん、行こっかぁ」


「こらー!!私を置いてくな!!!」


後ろをチラリと見れば、喜八郎とタカ丸さんが滝夜叉丸を置いて歩いてきていた。




_____

キャラが偏ってしまって申し訳ない…

接吻しないと出られない部屋 5年→←接吻しないと出られない部屋 4年



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ツナマヨ(プロフ) - 更新お疲れ様です!リクエストなのですが尊奈門であーんをしないと出られない部屋をお願いします (3月1日 23時) (レス) id: 4e6b57cb3e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - リクエスト失礼します。高坂陣内左衛門で媚 薬お願いします! (2月4日 18時) (レス) @page46 id: 09b330d235 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - 返信遅れてすみません。 (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - わざわざ教えてくださりありがとうございます。 (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの作兵衛(プロフ) - 幽霊さん» 「閉じ込められた…?」になっております。ログインされてないと閲覧出来ないのでログインする事を推奨しています🙇 (1月13日 7時) (レス) id: 8a20bca9f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無しの作兵衛 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2023年8月15日 20時

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