接吻しないと出られない部屋 4年 ページ40
リクありがとうございます
互いに目を見合わせて気まずい空気が流れる。と言っても滝夜叉丸と三木ヱ門くらいが焦っているだけで、喜八郎、タカ丸さん、守一郎は相変わらずマイペースだった。特に喜八郎は猫のように私に身をくっつけて自分の指先を弄っている。
取り敢えず最高学年として、ここは私が仕切るべきだよね。
「みんなが嫌じゃなければ、しよっか……」
「ええと、我々は良いですけどA先輩は大丈夫ですか？」
おずおずと手を挙げた滝夜叉丸がそう尋ねる。私の側にいる喜八郎もチラリと私を見た。
「うん、大丈夫」
それ以上の事してるし、なんて事は言えず私は頷いた。
「じゃあ誰からAちゃんに接吻する？」
そんなタカ丸さんの一言でピシリと空気が固まった。当然の如く滝夜叉丸と三木ヱ門が手を挙げる。その後を遅れて守一郎が手を挙げた。
「はーい。僕は最後でいいでーす」
そんな喜八郎の言葉に、同室の滝夜叉丸が目を丸くして口をあんぐりと開けている。私も少し驚いた。喜八郎が自ら最後を選ぶなんて。
「タカ丸さんはどうしますか？」
「余りものでいいよ〜」
「分かりました……じゃあ残った我々で公平にジャンケンだ！」
三木ヱ門がそう言うと、滝夜叉丸と守一郎はいつにもなく真剣な表情になった。
喜八郎がボソリと呟いた駄洒落に守一郎が吹き出し、落ち着くまでに時間がかかったが順番は決まった。守一郎、三木ヱ門、滝夜叉丸、タカ丸さん、喜八郎の順で接吻することになった。
「ししししし失礼します！！」
顔を真っ赤にして恐る恐る私に近付く守一郎。いつまで経っても接吻をする気配がないので、私から唇を近付けた。
「はわわ……俺、もう死んでもいい…」
そう呟くと守一郎はバタリと倒れる。守一郎を心配する時間もなく、三木ヱ門に手を引かれ接吻をされた。
「ん……A先輩、柔らかいですね…もっと…」
「ふぁ……みき、えもん…！」
「ほら、もうお前の番は終わっただろう。この美しい滝夜叉丸がA先輩に接吻をさせて頂きますね！」
グルリと視界を変えられて滝夜叉丸と向き合う。すぐ側で三木ヱ門が文句を述べているが、タカ丸さんに嗜められていた。
後頭部を抑えられ唇同士が触れる。はむ、と下唇を噛んできた滝夜叉丸に驚いて身を引くと、私の肩の上に誰かの手が置かれた。
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ツナマヨ(プロフ) - 更新お疲れ様です！リクエストなのですが尊奈門であーんをしないと出られない部屋をお願いします (3月1日 23時) (
レス) id: 4e6b57cb3e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - リクエスト失礼します。高坂陣内左衛門で媚 薬お願いします！ (2月4日 18時) (レス) @page46 id: 09b330d235 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - 返信遅れてすみません｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - わざわざ教えてくださりありがとうございます｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの作兵衛(プロフ) - 幽霊さん» 「閉じ込められた…？」になっております。ログインされてないと閲覧出来ないのでログインする事を推奨しています🙇 (1月13日 7時) (レス) id: 8a20bca9f6 (このIDを非表示/違反報告)
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