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壁ドンと顎クイしないと出られない部屋 諸泉 ページ36

リクありがとうございます


「なんかお題増えてないですか…?」


「そう、だな」


歯切れの悪い返答をした尊奈門さんは開きもしない扉に触れていた。この部屋にいるとどうも落ち着かない。そんな様子だった。



「早いこと出ましょうか」


そんな問いかけに返事はない。不思議に思って尊奈門さんを見れば、何かを言いたげな感じだった。


「どうしました?」


「………」


「尊奈門さん?大丈夫ですか、どこか体調が優れないなら___」


私の言葉を遮るように尊奈門さんは腕を引くと、簡単に壁に押し付けた。片方の手首は尊奈門さんによって壁に縫い付けられているが、もう片方は自由。ただ尊奈門さんの手が壁についてるから、逃げ場がないのは確実だった。


「……抵抗しないのか?」


「しても負けそうですし」


自虐気味に笑ってみれば、そんな事はないと思うがと声が降る。



「……A」


「はい」


「嫉妬した」


「………え、誰にですか?」


「顎クイ、されたのだろう?」


「…………もしかして山本さん?」


山本さんの名前を出せば、途端にムッとしたような表情に変わる。そういえば前回は山本さんにそんな事をされた気がする。この部屋に閉じ込められて数日経っていたから、すっかり忘れていた。



「………とても喜んでおられた。Aに会えた、と……」



顎を掬われ上を向かせられる。



「私だって、Aに会いたかった___」



そう小さく吐露すると、尊奈門さんはそのまま顔を近付けた。柔らかい感触に、すぐさま接吻されたと理解する。


「尊奈門さっ……ん…」


再び口を開けばすぐさま唇を押し付けられる。ジッと尊奈門さんを見据えれば、すぐに私から離れた。視界に入った尊奈門さんの顔はとても儚く見える。


「……尊奈門さんも、嫉妬されるんですね」


「あ、当たり前だ!好いた女性が知らないところでそんな事をしていれば、誰だって……」


「でも山本さん奥さんいますし、そんな目で見ていませんよ。こんな事言うの烏滸がましいですけど、娘みたいな存在だと思われてるんじゃないですかね…?」


「そうだといいが……」



どう見てもそんな様子は感じられなかったけど。小さく呟いたその言葉は、私の耳には届く事はなかった。

水着を着ないと出られない部屋 尾浜+久々知→←顎クイしないと出られない部屋 山本



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ツナマヨ(プロフ) - 更新お疲れ様です!リクエストなのですが尊奈門であーんをしないと出られない部屋をお願いします (3月1日 23時) (レス) id: 4e6b57cb3e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - リクエスト失礼します。高坂陣内左衛門で媚 薬お願いします! (2月4日 18時) (レス) @page46 id: 09b330d235 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - 返信遅れてすみません。 (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - わざわざ教えてくださりありがとうございます。 (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの作兵衛(プロフ) - 幽霊さん» 「閉じ込められた…?」になっております。ログインされてないと閲覧出来ないのでログインする事を推奨しています🙇 (1月13日 7時) (レス) id: 8a20bca9f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無しの作兵衛 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2023年8月15日 20時

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